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ニューシングルにみるAKB48グループの未来

2013/12/8(日) 12:11配信

THE PAGE

 アイドルグループ「AKB48」の新曲“鈴懸なんちゃら”こと、「鈴懸(すずかけ)の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」が、今月11日にリリースされる。

■過去最多の研究生3人が選抜入り

 通算34枚目のシングルとなる同曲は、9月に行われた「第4回じゃんけん大会」で優勝した「SKE48」(※AKB48と兼任)の松井珠理奈がセンターを務め、上位16名が選抜メンバーを担当する。過去に「AKB48」のシングル曲で選抜経験があるのは珠理奈のほか、阿部マリア、菊地あやか、大家志津香、北原里英、藤江れいなの6人のみで、半数以上は今作が初選抜。また、「AKB48」の土保瑞希、湯本亜美、「NMB48」の鵜野みずきと、「AKB48」のシングル表題曲としては過去最多となる3名の研究生が選抜入りしている。
 
 AKB48の論客も務める芸能評論家の三杉武氏は語る。

 「すべては『じゃんけん』によって導かれた結果論ではありますが、テレビや雑誌などの露出が少ない若手メンバーにスポットが当たるという意味では、世代交代が叫ばればれるAKB48グループにとって、今後の試金石になる1枚になるのではないでしょうか」

■新世代を感じさせるカップリング曲

 そうした中、今回のシングルでは表題曲である“鈴懸なんちゃら”だけでなく、カップリング曲にも特筆すべき点があるという。「AKB48」といえば、10月30日に発売された33rdシングル「ハート・エレキ」が発売初週で120万4000枚を売り上げて、史上初となる14作連続となるシングルミリオン記録を達成したばかり。本来なら売上記録を伸ばすべく、手堅い“戦略”が見られそうなものだが、今回のニューシングルシングルには何とも大胆な試みも行われているというのだ。

 「今回のシングルにはタイプ別に『AKB48』と『SKE48』、『NMB48』、『HKT48』とそれぞれの姉妹グループのメンバーが歌うカップリング曲が収録されているのですが、『SKE48』名義の曲以外は各グループの研究生がセンター務めているんです。その『SKE48』名義の曲もシングル選抜経験のない山田みずほさんがセンターですし、劇場版に関しても今夏のドームツアーで始動した研究生ユニット『てんとうむChu!』の曲が収録されています。“鈴懸なんちゃら”だけでなく、カップリング曲も含めて、作品全体が新世代を感じされる印象ですね」(三杉氏)

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最終更新:2016/2/7(日) 3:27
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