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赤ちゃんに肺炎「RSウイルス感染症」どんな症状? 要注意の子は?

2013/12/11(水) 10:58配信

THE PAGE

 赤ちゃんに肺炎や気管支炎を起こす「RSウイルス感染症」が流行しています。例年冬に流行することが多い感染症ですが、どういう症状が出るのでしょうか。

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最初は風邪のような症状

 RS(呼吸器合胞体)ウイルスに感染すると、たいていは4~6日間の潜伏期間を経て発熱や鼻水など風邪のような症状が数日続きます。

 多くは軽症で済みますが、重くなる場合には、咳がひどくなる、呼吸時にゼーゼーまたはヒューヒューという音が出る、呼吸困難となるといった症状が出ます。悪化すると細気管支炎や肺炎になることもあります。重篤な合併症には、急性脳症や突然死につながる無呼吸発作があります。

 初めて感染した乳幼児の約7割は、鼻水などの症状のみで数日のうちに回復しますが、約3割は咳がひどくなり、呼吸困難などの症状が出ます。

 生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼすべての子供が1度はRSウイルスに感染します。早産で生まれたり肺や心臓に病気のある赤ちゃん、また生後3カ月以内の感染は重症化する場合があるので、特に注意が必要です。

高齢者は集団感染の恐れも

 大人は軽症で治ることが多いのですが、高齢者は重症の下気道炎を起こす場合があり、特に長期療養施設内での集団発生が問題になっています。

 感染を予防するには、うがいや手洗いの励行やマスクの着用が大事です。子供が触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒します。風邪のような軽い症状のある幼児以上の子供や大人は、RSウイルス感染症と気付かない場合があるので、赤ちゃんに近づかないようにします。

 特効薬はなく、症状を和らげる対症療法が基本です。予防ワクチンはありませんが、早産児などの感染予防のため、抗体製剤パリビズマブが筋肉注射で投与されることがあります。

(参考資料:厚生労働省「RSウイルス感染症に関するQ&A(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html)」など)

最終更新:2016/2/1(月) 3:21
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