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本田が移籍するACミランとは

2013/12/20(金) 21:18配信

THE PAGE

 日本代表MF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)が来年1月に加入するACミラン―。イタリアの世界的な超名門クラブだ。今から115年前、1899年12月16日に創設され、セリエA優勝18回、欧州CL優勝7回、クラブ世界一3回と輝かしい歴史を誇る。

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 ミラノ在住の英国人が主となり創設されたため、今でもイタリア語の「ミラノ」ではなく、英語の「ミラン」がクラブ名に残る。ロッソ・ネロ(赤と黒)と称されるように、選手が身にまとう赤と黒の縦縞のユニホームは、世界中で支持を受けている。

 この名門クラブは1986年、後にイタリア首相となるメディア王ベルルスコーニ氏に買収され、同氏が会長に就いて以降、黄金期を迎えることになる。知将サッキを監督に迎え、オランダ代表トリオのFWファンバステン、MFフリット、ライカールトを獲得。イタリア代表とオランダ・トリオの融合で80年代後半から90年代中盤にかけて数多くのタイトルを奪取し、「グランデ・ミラン(偉大なミラン)」と言われる一時代を築き上げた。

 だが、その後は紆余曲折を味わう。タイトルを獲得することはあるものの、一時の勢いを失い、2005―2006年シーズン後には八百長を発端とするスキャンダルに見舞われてしまう。その後、世界的な不況によりベルルスコーニ氏の資産が目減りしたこともあり、有名選手を放出。経営再建を迫られる状況に陥り、現在に至る。

 今季は欧州CLこそ決勝トーナメントに進出したが、セリエAでは低迷。46歳の若さながら高い評価を受けていたアッレグリ監督の解任も噂される事態となった。また、長年クラブの強化を統括していたガッリアーニCEOと、今月19日に副会長に就任したベルルスコーニ氏の娘バルバラの不仲が公になるなど、クラブ内もゴタゴタしている。

 この状況下で本田は「救世主」としての期待と、背番号10の重責を背負い入団する。イタリア国内の報道では「クリスマス・ツリー」と呼ばれる4―3―2―1のフォーメーションの「2」の位置の右サイドでのプレーが濃厚。左利きの本田としては、右サイドからピッチ中央に切れ込んで左足でシュートを狙える得意なポジションと言える。

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最終更新:2015/8/23(日) 4:23
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