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亀田問題についてJBCが倫理、資格審査委員会を開催

2013/12/24(火) 19:18配信

THE PAGE

 WBA、IBFの世界Sフライ級統一戦で起きた“亀田問題”についてJBC(日本ボクシングコミッション)は24日、倫理委員会及び資格審査委員会を開き、亀田陣営に対しての処分を審議した。同委員会ではライセンスの取喪にまで及ぶ厳しい処分を下す方向性が固められた模様。JBCは両委員会の規約に従い、処分の対象となった問題の内容と、それに関して亀田陣営に意見陳述など釈明の機会を与えることを文書で伝えた。早ければ年明けの1月8日にも亀田陣営からの意見陳述を聞き、その意見を再度、委員会で審議して最終的な処分内容が決定される。

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 関係者の話を総合すると、亀田陣営を処分する理由は2つあり、ひとつは3日に大阪で行われたWBA、IBFの世界スーパーフライ級の統一戦での「IBF王者の亀田大毅が負けてもIBF王座を防衛」という見解を事前に知っていたのか、知らなかったのかという問題。亀田陣営は「前日のルールミーティングでルールブックが配布され、そこに明記されていて口頭でも確認していた」と主張しているが、JBC側は、「IBFの立会い人のタッカー氏が《負ければ空位》と発言した。その発言を統一戦の見解と認識するのが当然。なぜ試合に負けてから見解を変えたのかわからない」と反対意見を主張。JBC側は、亀田の一連の発言を「虚偽である」と指摘していた。

 ただ、この問題ついては「言った」「言わない」に終始して最終的な結論の出ないことが考えられるため、前日のルールミーティングの段階で亀田陣営が「負けても防衛」という見解を認識していたならば、なぜJBC及びチケットを購買したファンに対して、その旨を報告をしなかったのかという道義的責任を追求、それに対して処分を下すケースも合わせて審議された。

 また同委員会では、9月に香川で行われた亀田大毅のIBF世界同級王座決定戦においてもJBCへの報告を怠って当日計量を勝手に行った問題を重要視。そこから、わずか3か月しか経過していない点から、ジムの管理能力やライセンス資格を疑問視する意見も出た様子。いずれにしろ、今回のボクシングの権威を貶めた大騒動において亀田陣営に重大な過失及び道義的責任があったと判断したJBCは、今後、亀田ジムが活動停止に追い込まれるような厳しい処分を下す方向性を固めた模様だ。

 早ければ、年明けの8日に行われる意見陳述で、よほどの新しい事実や、今後の再発防止に関するなんらかの提案や反省の態度が見られない限り、この日、審議された方針に従った相当に厳しい処分が下されることになりそうだ。


(文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)

最終更新:2015/7/11(土) 4:21
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