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<テニス>全豪開幕 錦織圭「もう若くない」、24歳の覚悟

2014/1/13(月) 17:59配信

THE PAGE

 新シーズンの開幕からわずか2週間だが、最初のグランドスラム、全豪オープンが早や始まった。前週にメルボルン近郊のクーヨンで行なわれたエキシビション・トーナメントを制した錦織圭への期待が高まっている。

 エキシビション大会の優勝を公式戦と同等に扱うべきではないが、トップ10プレーヤーも出場していた大会で得た”自信”は大きな糧になる。「新しい錦織圭」を目指すシーズンのスタート、大きなテーマを持って臨んだ大会だったからなおさらだ。

■”チーム圭”に世界2位を迎える

 錦織は2014年を〈変化〉の年にしたいと言っている。そのために、”チーム圭”に元世界2位のマイケル・チャンを迎え、オフシーズンは新鮮な練習に取り組んできた。具体的には明かさなかったが、「技術的に少し変えたところもあり、そういうのは今まであまりなかった」と言う。チャンからは、「勝てる試合はしっかり勝ち抜く。体力消耗を防ぐためには、無駄に競らないこと」と強く言われているそうだ。

 その手段として、得意のフォアをもっと強い武器に磨き上げるトレーニングを行なってきた。激しい打ち込み練習に耐え、バックから回り込むパターンも繰り返してきた。それが実戦でどう発揮されるか。勝敗がランキングに関係なく、負けても次があるラウンドロビン方式のエキシビションは、その成果と調整箇所を確かめるのにふさわしい舞台だった。

■昨年感じた世界トップ10の壁

 変わりたい、変わらなければ……。
 錦織がそんな意識を抱くようになったのは、昨年経験したトップ10の壁のせいだろうか。一度は11位までいったが、あと一歩で念願叶わず、シーズン最終ランキングは17位に終わった。グランドスラムでも常に目標にしているベスト8に一度も届かなかった。

 日本のメディアは錦織に優しく、「今のままのテニスではこれが限界」などと決して言わないが、錦織自身はそのことに気付いていた。錦織にたびたび感心させられるのは、どんな状況にあっても自分や周囲を冷静に見ているところだ。

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最終更新:2016/2/6(土) 4:35
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