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大寒波の原因が温暖化ってホント?

2014/2/8(土) 10:00配信

THE PAGE

 昨年末からから今年にかけて、米国を中心に猛烈な寒波が襲っています。主な原因として地球温暖化の影響などが指摘されているのですが、温暖化しているのになぜ寒波がやってくるのかと疑問に思う人も少なくないでしょう。一方で欧州では暖冬が続いています。このような異常気象は何が原因なのでしょうか?

[動画]北米襲来の大寒波、原因は地球温暖化!?

 米国はここ20年では最大規模といわれる大寒波に見舞われています。1月初旬には東部や中西部で軒並みマイナス15度から20度の最低気温となり、デトロイトではマイナス24度を記録しました。例年はそれほど冷え込まない南部ジョージア州でもマイナス15度を記録するなど寒波は全米に広がっており、寒波が原因で全米で30万人が就業不能になったといわれています。日本は米国ほどではありませんが、やはり寒い日が続いているといってよいでしょう。一方、欧州では逆に20年ぶりの暖冬が続いており、各地のスキー場は雪が足りず、営業に苦慮しています。また夏から秋にかけては洪水などの被害も各地で相次いでいました。

 米国に寒波が襲来しているのは、極渦と呼ばれる低温の空気の渦が偏ったことが原因といわれています。北極には極めて気温の低い空気の渦が存在しているのですが、それが何らかの理由で乱れて米国や日本に流れ出し、気温が下がるというメカニズムです。なぜ極渦が乱れたのか明確な理由は分かっていませんが、一部の科学者からは地球温暖化が原因であるとの説明がなされています。確かに地球が温暖化し、各地で発生する上昇気流の状態が変化すれば、地球規模で空気の流れが変化する可能性があります。日本もここ数年、気候が大きく変動していますが、その主な原因は偏西風の流れが変わったことだといわれています。

 しかし、これほどの寒波の原因が温暖化なのだと言われても、納得できないというのが正直なところでしょう。実際、一部の科学者からは、地球は温暖化しているのでなく、寒冷化しているのだという指摘も出ています。地球が寒冷化していると主張する人々は、その根拠の一つとして太陽の黒点活動を例にあげています。

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最終更新:2016/2/25(木) 2:57
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