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ツイッター四半期決算で赤字拡大、今後はどうなる?

2014/2/12(水) 14:00配信

THE PAGE

 短文投稿サイトの米ツイッターの成長が黄色信号となっています。株式公開後初となる同社の四半期決算(10~12月期)では、赤字が大幅に拡大し、収益のカギとなる閲覧数が減少に転じてしまいました。同社のサービスは今後どうなるのでしょうか?

Twitter社の収益力は? 閲覧数と単価を見る

 同社は昨年11月ニューヨーク証券取引所に上場を果たしました。話題の企業ということで市場では買いが殺到し、初値は45.10ドルと公開価格の26ドルを70%以上も上回りました。一部の関係者からは、同社のサービスはピークを過ぎているのではなかとの指摘も出ていたのですが、今回の四半期決算はそれを裏付ける結果となってしまったようです。

 同社の売上高は2億4300万ドル(約249億円)、純利益は5億1200万ドル(約524億円)の赤字でした。赤字額は前期と比較して5倍に拡大しているのですが、成長途上である同社にとってはそれほど大きな問題ではありません。重要なのは、同社サービスの閲覧数が減少してしまったことです。

 同社はまだ利益を上げられる段階に達していませんが、将来の収益力のカギとなるのは利用者数と閲覧数という2つの指標とされています。同社の利用者数は2億3200万人と、前月比で4%の伸びとなりましたが、閲覧数は1480億回にとどまり、前月比で6.3%の減少となってしまいました。

 よく知られているように、同社のサービスは、最大140文字の短文をネットに投稿するというもので、この画面は「タイムライン」と呼ばれています。従来のメディアと比較すると、タイムラインには広告を入れにくいと言われており、とにかく閲覧数を多く稼ぐことが重要と考えられています。ところがその重要な指標である閲覧数が減少に転じてしまいました。ツイッターの利用者は以前ほどつぶやかなくなってしまったわけです。

 ツイッターのサービスは、グーグルやフェイスブックと比べて利用者の飽きが早いという可能性が指摘されています。英ロイターは「ツイッターがプラットフォームとしてどの程度主流なのか疑問を呈する結果となった」というアナリストの見解を紹介しています。

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最終更新:2016/1/27(水) 4:08
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