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掛布と金本 鳥谷に本塁打倍増計画のススメ!

2014/2/13(木) 22:01配信

THE PAGE

 阪神の沖縄宜野座キャンプに13日、合流した掛布雅之DCがさっそく動いた。阪神OBの金本知憲氏と2人で鳥谷敬に打撃改造を指南した。そもそもは、鳥谷の室内練習場でのバッティング練習を見ていた金本氏が、鳥谷の軸足となる左のひざが、少し内側に締まったようになっている動きへ疑問を投げかけたことから始まった。

 「強い打球を打つためには、もっとまっすぐ左ひざは動くべきじゃないですか?」と金本氏から意見を求められた掛布DCは、「それもあるけれど、私が気になったのはむしろ右足の踏み出しなんだ。ちょっと内側にひねりを入れてからつま先からステップするような形になっている。ステップする側の足をスムーズに踏み出せば、自然と左ひざもまっすぐ使えるようになるはずだと思う。飛距離も出るだろう」と、持論を語った。

 2人は、その後も鳥谷の打撃練習を見ながら議論をしていたが、「やるか、やらないかは鳥谷が決めることだろうけれど、この意見を話してみようか」と、直接、その輪の中に鳥谷を呼んで、膝の使い方に関しての微修正を動作を交えながら提案した。

 「鳥谷には、鳥谷阪神と呼ばれるようなリーダーシップをとってチームを優勝へと引っ張ってもらいたい。それには結果で強さを見せなければならない。ホームランが不可欠だ。過去には20本を打ったこともあるんでしょう? カネ(金本)は、『鳥谷は自分に負けないくらいの強い体を持っている』という。なのに、なぜ、現役時代のカネ(金本)に比べてホームランが少ないのか。今のフォームに原因があるのではないかと考えて、強く打球を叩くための膝の使い方を伝えた。おそらく彼も試してみるんじゃないだろうか」

 掛布DCは、阪神が強くなるためには、生え抜きの鳥谷が、強いリーダーを発揮すべきであるという持論を持っている。ただ、鳥谷は性格的には背中でチームを引っ張るタイプ。プロ野球において、その背中とは結果だ。そう考えると2013年シーズンの打率.282、10本塁打、65打点の数字は物足りない。
しかし、鳥谷には、チームの主軸を打つ人間には不可欠な“我慢”というものがある。104個という四球の数は、その我慢を象徴している。だからこそ、我慢に加えて、相手のバッテリーに与える怖さというものを求めたい。それがホームランの倍増計画だ。

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最終更新:2015/10/25(日) 3:57
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