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“AKB48”とヒーローが続ける支援活動 東日本大震災から3年

2014/2/18(火) 10:00配信

THE PAGE

 “ローカルヒーロー”とも呼ばれる“ご当地ヒーロー”は、拠点とする各地域の活性化やPR、地域おこしを主な目的とし、特撮作品の主人公をモチーフに創造されたヒーロー。最近ブームになっている“ゆるキャラ”と同じような地域密着性を持っており、今では全国各地に存在する。

 マブリットキバさんは震災を機に、“ご当地ヒーロー”から“復興の鬼”と化し、被災地の山田町の復興作業や子ども支援に従事し、最近では子どもたちとともに、未来の山田町のジオラマの製作なども行っている。被災地で子ども支援を行う者として、AKB48グループのメンバーの被災地訪問活動を間近で見続けてきた者の一人として、マブリットキバさんはさらにこう綴っている。

 「『少しでも力になることが出来れば』『元気をもらっているのは私たちの方です』。いつもメンバーさんはそう言って頭を下げる。なんとか出来ないか、もっと力になることはできないかと。何度も考え、出来る限りの事をしてくれている。二十歳にも満たないメンバーさんが人の在り方を、生きるという事を切実に受け止めている」。

 「来る人のほとんどは被災し、家を失い仮設住宅だ。その中には家族を失った人もこども達もいる。もっとこうしたい、もっとこうすれば。メンバーさんの心にはそういった考えもよぎるはずだ。(中略)本当に自分は力になれているんだろうか。あのとき自分はこうすべきだったんじゃないか。訪問で出会った現地のこども達のその後を書いていくと、メンバーさん達が何を残して伝えていったのかが、その後の成長や生活を見るとよくわかるんだ」。

 「テレビに訪問に来たメンバーさんが出るたびに家族で集まり、歌って踊る姿を見て笑顔で会話が弾む。メンバーさんが来ることによって、家族は共通の話題が出来る。こども達もテレビでしか見れないアイドルを見て感じて、耳でしか聞かなかった音楽をエネルギーを全身で楽しめる。メンバーさんが残していった楽しさを続けようと努力するんだ」。

 「ほんの僅かな時間のライブ、そして一瞬のふれあい。距離と時間から判断すると本当に僅かなものだと思う。しかし、その中で現地のこども達や人々の心にメンバーさんは確かに歌で笑顔でふれているんだ。歌と元気は笑顔になって、確かな選択へ繋がっていく。メンバーさんの残していったタネは確実に未来へと続いていく」。

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最終更新:2018/10/5(金) 17:17
THE PAGE

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