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マエケン炎上 新球のスプリット「試合で使えない」

2014/3/10(月) 14:00配信

THE PAGE

■オープン戦初先発 大炎上だったマエケン

 広島のエース、前田健太が、新球のスプリットに不安を残した。先日のオープン戦初先発だったヤクルト戦、2回に打者一巡の攻撃を許して6失点の大炎上。散々の内容だったため、4回の予定が3回に縮まる形で途中降板している。

 前田自身、「オープン戦は、いつも、こんなもの。打者に対して投げるのも初めてで、細かいコントロールを考えて投げるのも初めて。狙ったとこに行かなかったけど、ゼロで抑えたほうが気持ち悪い」とまったく気に留めていなかった。だが、問題は、新球スプリットの試運転失敗だ。2回一死一塁から雄平にレフト前へ運ばれ、ピンチを広げる結果となったボールもスプリット。72球のうち1割程度、スプリットを試したが、落差も制球も悪く、まだ実戦で使うのは難しいレベルのボールに見えた。

■深刻な表情 新球は「試合で使えない」

 終始苦笑いを浮かべていたマエケンも、6年ぶりに解禁した新球、スプリットについての質問を受けると、少しだけ深刻な表情に変わった。

 「よくなかった。制球もキレも。(スプリットは)前から投げていたけれど、試合で使えるボールではなかったんです。簡単に投げられるなら前から使っていましたよ」

 この日は、あえて宝刀のスライダーを封印して、代わりにスプリットを多投していた。「質の高い変化球でないと意味がない。今のところ悪くはないが、対外試合で投げてどうなるか」と、試合前には語っていたが、実戦使用できる手ごたえのようなものはなかった。フォークよりも握りが浅いので、そうコントロールに苦労するはずはないが、まだ実戦の感覚がつかめないのだろうか。リリースポイントもバラバラで、本来ならストライクゾーンからストライクゾーンに落すこともできなければならないボールがぶれていた。

 ある広島OBは「制球ができていなかったね。現状で言えば、スプリットを組み立てに入れ込むのは難しいだろう。今は試しているが、実戦になったら使えないかもしれないな」と厳しい意見を口にしていた。

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最終更新:2015/3/24(火) 4:30
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