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家庭用コンセントで充電 プラグイン・ハイブリッド車とは?

2014/3/14(金) 14:00配信

THE PAGE

 プラグイン・ハイブリッド車の最大の売りはその低運用コストだ。毎日の走行距離が10キロ程度なら燃料給油は要らない。コンセントから充電しても深夜だと満充電でたった35円で済む。ハイブリッド車と名前は似ているが、プラグイン・ハイブリッド車とはどんなクルマなのだろうか?

【動画】プラグイン・ハイブリッドってどんなクルマ?

動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=Mgl2BnFpSWM

まずはハイブリッド車のおさらい

 プラグイン・ハイブリッドの前に、まずは駆け足でハイブリッドカーの説明をしておきたい。

 ハイブリッドカーとはエンジンとモーター2つの動力を持つクルマのことだ。機構の定義的にはエンジンで発電機を駆動して、動力用バッテリーに電気エネルギーを貯められるものになる。省燃費のためには、減速時に車両の運動エネルギーで発電機を駆動してエネルギーをリサイクルできることが求められる。前述の定義上は、リサイクル機能がついてなくてもハイブリッドだが、商品としてのハイブリッドには事実上必須条件としてリサイクル機能が求められている。

 まとめると、エンジンとモーターと動力用バッテリーを持ち、エネルギーがリサイクルできるクルマが2014年現在のハイブリッドカーということになる。リサイクル以外にも、エンジンとモーターの長所をそれぞれ上手に使い分けることで高性能で省エネルギーな構造になっている。

エンジンでつくる電気は高い

 最新のハイブリッドはモーターだけでも走行できるものが増えて来た。その場合バッテリーに電気がある限り燃料を使わずに走れることになる。問題はその電力だ。エンジンでの発電は、発電所の巨大な専用設備で作られる電力とのコスト差は大きく、低運用コストを目指す時の足かせになっている。だったら低コストの家庭用電気を直接バッテリーに貯めてしまえばいい。つまり、プラグイン・ハイブリッドとはコンセントから安価な電気を予め充電できるハイブリッドカーのことだ。安い電気を十分に貯め込めるよう、プラグイン・ハイブリッドには通常のハイブリッドより大きな容量のバッテリーが搭載されていることが多い。

 こんな例え話にすると解り易いかもしれない。ペットボトルでミネラルウォーターを買うと1本100円。いつでもどこでも買える利便性はすばらしい。おかげで喉が渇いて困ることは無い。でも家でマイボトルに水を詰めればタダ同然。ペットボトルを買うのはマイボトルが空になってからでいい。

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最終更新:2016/2/10(水) 4:16
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