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KDDIがGunosyへ出資 ニュースアプリ競争は体力勝負に突入か

2014/3/18(火) 14:00配信

THE PAGE

 スマホを中心に利用者の好みに合わせてニュースを選別して配信する新しいネット・サービスが大きな注目を集めています。こういったサービスの先駆けの一つであるグノシー(Gunosy)は2014年3月14日、KDDIからの出資を受け入れ、本格的な事業展開を実施することになりました。

 ネット上のニュースサービスには大きく分けてニュース提供サービスとニュース配信サービス(アグリゲーター)の2種類があります。ニュース提供サービスは、朝日新聞や日経新聞など既存の新聞社のWebサイトに代表されるように、自ら記事を作成してWeb上で提供する形態のサービスのことを指します。これに対してニュース配信サービスは、こうした既存のニュースをそれぞれの切り口で収集・選別・整理した上で、利用者に提供するというものです。これまでニュース配信サービスにおけるニュース選別作業の多くは人手をかけて行われてきました。日本のニュース配信サービスでは、ヤフーニュースが圧倒的なシェアとなっていますが、ここでは専任の編集者がニュースの選別作業を行っています。

 しかし最近ではスマホ向けのアプリを中心に、自動でニュースを選別するサービスが次々に登場しています。これらの多くは、閲覧者の興味や、ツイッターの話題などを独自のアルゴリズムを使って解析し、閲覧者の嗜好に合わせてニュースを自動選別したり、要約したりする機能を備えています。

 Gunosyはこうしたサービスの先駆けともいえる存在であり、当初は熱狂的な固定ファンを中心に閲覧数を伸ばしてきました。しかし最近ではGunosy以外にも、SmartNews、vingow、NewsPicksといった新しいサービスが次々に登場し、市場の裾野が広がりつつあります。Gunocyはサービス内容を一般向けにリニューアルするとともに、KDDIから推定12億円の出資を受け、利用者層を一気に拡大したい意向です。競合となる各社も大規模な資金調達を次々に行っており、今後は本格的なシェア争いが展開されることになりそうです。

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最終更新:2015/4/19(日) 3:59
THE PAGE