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あべのハルカス全面開業から2週間、周辺の街もハルカス効果じわり/大阪

2014/3/21(金) 11:34配信

THE PAGE

 高さ300メートル、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)は21日、全面開業から2週間を迎えた。同ビルには百貨店、ホテル、展望台などがあり、展望台の入場券やホテルの宿泊などは土日を中心に予約が殺到するなど順調な滑り出しをみせている。また、周辺の商店や商業施設からも「人通りがすごく増えた」などの声がきかれ、全面開業以来初の3連休での営業にも気合いが入るという。そんなハルカスの盛況ぶりや、街の反応を聞いてみた。

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百貨店、ホテルなどグループ間の連携がサービスに反映

 あべのハルカス近鉄本店は7日の全面開業以来、連日多くの来場者でにぎわいをみせる。「最近では若いお客様が増えたんです」と話すのは同本店の広報担当者。百貨店は昨年6月に先行開業していたが、今年2月に若い女性向けの専門店街「ソラハ」開業をもって百貨店部分はひと足早く全面開業。これにより若い世代の客層が増えているという。また、ハルカスの前には「SHIBUYA109ABENO」などが入る「あべのキューズモール」もあり、買い物コースも増えている。開業日には約42万人の来場者数があった同百貨店。21日からの3連休営業も多くの来場者が予想される。
 ハルカス集客の目玉のひとつである展望台は、3月いっぱいは混乱をさけるため入場は事前予約制。主に土日の昼を中心に予約が殺到しているが、15分単位の時間予約制をとっている。入場時間に制限もないため、時間帯によってはゆっくり景色を楽しむことができるという。天気の良い日には「京都タワー」や「明石海峡大橋」を眺めることができるが、最近ではわりと近場の人が「自分の家をここから見たい」と来場する姿も多いという。
 ハルカス内にある「大阪マリオット都ホテル」の宿泊は土日を中心に宿泊予約はほぼ満室状態。レストランはランチ・ディナーとも3月中は予約で埋まっているという人気ぶりだ。同ホテルの宿泊者には、早朝6時から営業時間前の展望台へ入場できたり、百貨店で購入した商品をホテルまで運ぶなど、グループ間での連携が利用者のサービスにつながっているのも特徴だ。
 百貨店の関係者は「うちのコンセプトは『街のような場』をお客様に提供すること。ハルカスもそうですが、この周辺の街とともに盛り上がっていければ」と話す。ハルカスの年間目標来場者数は4740万人を見込んでいる。

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最終更新:2014/3/21(金) 17:41
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