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多くの評論家が予想する阪神Bクラス転落の危機

2014/3/28(金) 7:00配信

THE PAGE

■多くのメディア、関係者がBクラスを予想

 メディアでの順位予想が盛んに行われおり、阪神をBクラスに置く評論家も少なくない。工藤公康氏も報道ステーションで阪神を5位にしていた。実は、中日のGMである落合博満氏も周辺の関係者に「阪神はBクラス」と漏らしているという。

 確かにそれらの慧眼は的を得ている。優勝を狙うはずの阪神が、補強のポイントに挙げていたのは4番とストッパーだった。ストッパーの方は、呉昇桓(オ・スンファン)が、キャンプの途中で、二段モーションの言いがかりを受けたがクリア。オープン戦では他球団が警戒を深めるほどの存在感を示した。和田監督も「真っ直ぐで空振りがとれる。制球も安定しているし信頼を置ける」と、絶対的ストッパーとして期待を寄せている。だが、4番に当て込んだゴメスが誤算だった。

■誤算だった新助っ人のゴメス

 膝を痛めてペースダウン、オープン戦後半にギリギリ間に合ったが、今度は、数々の欠陥を露呈した。まず打撃フォームが、極端に突っ込むから、インサイドの速いボールに詰まり外の変化球に対応ができない。しかも、配球を読むタイプでなく、ストライクゾーンを何でも手を出すので、相手バッテリーからすれば攻略はたやすい。

 ファームのゲームに参加した名古屋で、特命を受けた掛布雅之DCが、ゴメスに緊急のメスを入れ、右のひざが投手に向かないように意識して、後ろ足に重心を残す打法を指導。その効果が、いきなり出て右中間に長打を放ったが、突貫工事では、開幕に間に合うかどうかもわからない。掛布DCは「外国人はプライドが高く自分のスタイルを譲らない選手も多いが、ゴメスは素直で聞く耳を持っている」と、変貌への可能性があると見ているが、今後は、打てないゴメスをどれだけ4番で我慢できるかという問題が出てくるだろう。

 また鳥谷、西岡らが、背中に痛みを訴え、オープン戦の最終段階で、「1番・鳥谷」「3番・西岡」という開幕を想定した打線の流れをテストができなかった。高代守備走塁コーチが、キャンプから熱心に朝の特守などを取り入れベテランといわれる選手も徹底的に鍛え直したが、その影響かもしれない。30歳を超えて新しい技術を身につけようとすると、これまで使っていなかった筋肉を使い、こういった肉体へのハレーションが起きるとも言われているのだが……。いずれにしろベテランのコンディションだけに不安だ。

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最終更新:2015/12/23(水) 4:44
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