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参加者50万人に 台湾の総統府デモ 主催者が発表

2014/3/30(日) 21:15配信

THE PAGE

 台湾-中国間の「両岸サービス業協議」に反発するデモが、3月30日の午後1時(日本時間の午後2時。以下台湾時間を表記)より、台湾の総統府前で行われた。前日29日に学生らが見込んだ参加者は10万人。だが、参加者数はデモ開始からわずか2時間で予測を大きく上回った。

■歩道を埋め尽くした“黒服”と“ひまわり”

 「参加者は50万人を突破」。午後3時過ぎに学生らが発表すると、群衆から歓声が上がった。メディア推計は35万人から40万人、警察発表は21万人(後に10万1000人に修正)。いずれも当初の予測を上回る数字だ。

 参加者は黒服に身を包み、手にひまわりを持っている。黒服は協議が「黒箱(密室での調印)」だという批判を表し、ひまわりは「不透明な協議決定に光を」との主張を示している。

■「学生たちを支えたい」大人の参加者も多数

 デモに集まったのは学生ばかりではない。30代から60代まで、幅広い年齢層が参加している。「私の息子も、デモに参加している」という王さんは、元音楽教師。「台湾のために、学生は知恵を絞り、行動を起こしている。大人である我々はそれを応援し、支えたい」と語る。

 不動産関係の仕事をしている陳さんは、「今回の協議で一番大きなダメージを受けるのは中小企業。しかし、政府はなんの支援策も講じていない」と批判した。

■「デモ反対」 対立グループの登場で不穏な空気も

 一方で、学生らに反対する声も出始めている。会社員の胡さんは、協議には反対としながらも「学生のやり方には賛成できない。他の市民の迷惑になる」と語った。

 黒服のデモ隊に対し、白い服を着た「反デモ隊」も登場。デモ前日の29日には台北駅などで「過激な行動はやめ、家にいよう」と声を張り上げた。反デモ隊は30日にも、学生らが占拠する立法院に現れ、睨みあっているとの報道も出ている。

■台湾に「新たな歴史」 学生らリーダー語る

 午後7時30分、学生らのリーダー林飛帆がステージに立ち、「今日は台湾に新たな歴史が刻まれた」と述べた。50万人の声に、政府はどう応えるのか。

 学生らは午後10時までの全員撤収を予定している。

(文責:TomoNews(http://jp.tomonews.net/)/台湾)

動画URL:http://www.youtube.com/watch?v=k7UE0zADq3g

最終更新:2015/7/21(火) 4:32
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