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GK川島永嗣が帰国 「4年前の悔しさを晴らす」

2014/5/21(水) 8:23配信

THE PAGE

日本代表の守護神、川島永嗣(31歳、スタンダール・リエージュ)が21日、ベルギーからパリ経由の羽田空港着の早朝便で帰国した。所属するベルギーリーグのスタンダールでは、優勝の行方が、現地時間18日のプレーオフの最終戦までもつれていた。川島がフル出場した2位のスタンダールは、ゲンクに完封勝利したが、首位のアンデルレヒトもロケレンに3-1で勝利を収め、勝ち点差は変わらず、惜しくも優勝を逃した。

「チームで優勝できなかったのは、残念だったけれど、気持ちを新たにワールドカップに臨む。去年の夏からワールドカップのことを考えてきたのでコンディション的に問題はない。気持ち的にも(長いベルギーのシーズンが終了したが)終わったという気もしない」。

洒落たカーディガンをはおって羽田空港で取材対応した川島は、厳しい表情で、理知的に要点を話した。2度目の出場となるワールドカップの代表選出は、ベルギー時間の早朝に起きて、インターネットの生中継を見ながらリアルタイムで知ったという。「4年前の悔しさを胸に秘めて、ここまでやってきた。その悔しさを晴らす」。初出場となった4年前は、グループリーグを突破したが、ベスト8をかけたパラグアイとの戦いで惜しくもPK戦で敗れた。川島の言う悔しさとは、その試合の後悔である。

川島は、南アフリカ大会の直後にベルギーへ渡った。日本人キーパーの欧州マーケットでの評価はゼロに等しく、当初、弱小クラブからスタートしたが、その実力が認められ、名門のスタンダールへ移籍。チームの内外から激しいプレッシャーを浴びながらもレギュラーの座を守り、チームの優勝争いに貢献してきた。特に昨年は、欧州リーグも経験。個人的にも、そして日本代表というチームとしても“前大会とは違う”という自負がある。

進化と成長。スピードや高い判断力を求められたスキルの面は、もとより、日本人が世界基準の中で持ちにくかった自信を身につけた。「ベルギーでは、優勝を義務つけられたチームで常に勝つためのプレーを求められてきた。日本代表も前大会では、誰もグループリーグを突破するとは思っていなかったと思う。でも、世界の日本に対する見方も変わってきた。僕も前大会では、わからないことも多かったが、年齢的にもチームで上の方になった。チームを引っ張っていければいいし、1試合、1試合を大事に一丸になってプレーしたい」。

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最終更新:2015/6/19(金) 4:34
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