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ジョーカー、大久保をどう起用すべきか?

2014/5/26(月) 22:32配信

THE PAGE

鹿児島での5日間の合宿を経て、ザックジャパンがいよいよ国内でのラストマッチを戦う。壮行試合の相手として埼玉スタジアムに迎えるのは、FIFAランク130位のキプロスだ。コスタリア、ザンビア(いずれでもアメリカ・タンパで対戦)と続くテストマッチ3連戦の初戦となる。

韓国、イングランド、コートジボワールといった強敵ばかりと戦った4年前のこの時期とは違い、今回はそこまで強い相手と戦うことはない。キプロスは地理的にギリシャと近いが、「ギリシャと同じ戦い方をするわけでもない」と遠藤保仁は言う。「仮想ギリシャというわけにはいかないと思う。

つまり、強敵との対戦で課題をあぶり出すよりも、比較的戦いやすい相手との対戦で自分たちのスタイルを確認することのほうに主眼が置かれた格好だ。すでにやるべきことはやった。あとは確認事項のチェックとコンディショニングをしっかりするだけ――そうした指揮官の自信が、このマッチメイクからは窺える。

鹿児島での合宿では、2部練習が採用され、フィジカルトレーニングにもかなりの時間が割かれている。「W杯第1戦から逆算してフィジカル、戦術、技術のトレーニングをした」と指揮官も言うように、現状は100パーセントからはほど遠い状態だ。「みんな、かなり疲れていると思う」と最年長の遠藤保仁も言う。となれば、この壮行試合で確認すべきは、チーム戦術の復習、選手同士の連系、ケガを抱えていた選手たちの復調度、厳しいコンディショニングの中でのパフォーマンスといった辺りになる。

もっとも、これまでやってきたことを確認するためのゲームで、ひとつだけ新しくチャレンジするものがある。大久保嘉人の起用である。チームのラストピースとして呼ばれた昨季のJ1得点王がどのように起用され、どのようなパフォーマンスを見せるのか。彼が加わることでチームはどのような化学変化を見せるのか――。

W杯まであと3試合しかないだけに、キプロス戦では必ずプレーするはずだ。起用されれば、日本代表として実に2年3か月ぶりのプレーとなる。しかも、当時と今とではプレースタイルは様変わりし、ストライカーとして、サッカー選手としてより一層洗練されているだけに、期待が高まる。

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最終更新:2015/2/18(水) 4:49
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