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ブラジル現地メディア ザックジャパンはW杯の「大穴」

2014/6/5(木) 14:33配信

THE PAGE

日本のサッカーファンの方々は、「開催国ブラジルではワールドカップ・ガイドが山ほど出ていて、売れに売れているのだろう」と考えているのかもしれないが、さにあらず。日本と違って、ブラジルは「活字の国」ではない。むしろその反対。人口が日本より6割近く多いにもかかわらず、書籍、新聞、雑誌の販売数は日本の1/10以下でしかない(ブラジル人の多くは、フットボールに関する情報をもっぱらテレビのスポーツニュースで仕入れる。ただし、テレビ各局は詳細な順位予想は行なっていない)。

6月初めまでに発行されている「2014年ワールドカップ・ガイド」は、国内唯一のフットボール専門誌「プラカール」、国内唯一のスポーツ紙「ランセ!」による2冊しかないのだ。その内容は参加32ヶ国の代表のプロフィールと出場登録メンバーの紹介だが、ことフットボールに関しては歯に衣着せない国だけに、かなり大胆なランク付けを行なっている。

「プラカール」は、32ヶ国の実力を6段階に分類する。「優勝候補」がブラジル、スペイン、アルゼンチン、ドイツでの4ヶ国で、「対抗」がオランダ、ウルグアイ、イタリア、フランス、ポルトガルの5ヶ国。これら9ヶ国を、大なり小なり優勝の可能性を持つ強豪国とみなしている。「サプライズを起こすかもしれない国」がコロンビア、コートジボワール、イングランド、ベルギーの4ヶ国で、「大穴」がメキシコ、チリ、日本、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ガーナの5ヶ国。これらが世界の中堅国、という位置づけだ。

ここから下のカテゴリーのネーミングがすごい。クロアチア、カメルーン、スイス、エクアドル、ナイジェリア、アメリカ、韓国、ロシアの8ヶ国が「行きずりの人々」で、オーストラリア、ギリシャ、コスタリカ、ホンジュラス、イラン、アルジェリアの6ヶ国が「サンドバッグ」というのである。何とも辛らつ。まるで、「これら弱小国には世界最高の祭典に参加する資格がない」とでも言わんばかりだ。この評価に従えば、準決勝はブラジル対ドイツ、スペイン対アルゼンチンの顔合わせ、ということになる。

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最終更新:2015/2/20(金) 3:25
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