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音楽聴き放題サービスspotify上陸は、日本のガラパゴスを変えるか?

2014/6/10(火) 14:00配信

THE PAGE

 インターネット上で音楽が聴き放題という海外サービスの日本上陸が間近といわれています。音楽の楽しみ方を根本から変える可能性があるという新しいネット・サービスは日本でも定着するのでしょうか。

Spotify上陸で音楽販売動向は大きく変化する

 近くサービスを開始するのはスウェーデン生まれの音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」です。2000万曲以上のライブラリーの中から、聴きたい曲をいつでも聴くことができるというもので、全世界で2400万人の利用者がいます。音楽の聴き放題サービスは世界的に急拡大しており、同社のほかにも、米国のPANDORA、アップルが提供するiTunes Radioなどがあります。

 こうした聴き放題サービスは欧米市場における音楽の聴き方を大きく変えたといわれています。Spotifyの場合、無料会員では、数曲に1回の割合で広告が入る、音質が低い、ダウンロードができないといった制限があるものの、基本的に聴きたい曲をいつでも聴くことが可能です。

 特に注目すべきなのはラジオと呼ばれる機能です。これは好きな分野やアーティストを選択すると、それに関連した音楽が次々流れてくるというものです。選曲を行うシステムのアルゴリズムはかなり定評があり、利用者が好みそうな曲を上手に選曲してきます。有料会員であれば、気に入った曲をその場でダウンロードすることが可能です。

 このようなサービスが出てくると、とりあえず音楽を流しっぱなしにする利用者が増えてくることが予想されます。実際、欧米におけるspotifyの利用者の多くは、そのような聴き方をしているといわれています。ランダムに曲を流しっぱなしという聴き方が主流になってきた場合、音楽コンテンツの販売動向やマーケティングの手法が大きく変化します。

 同社は主要レーベルと個別の曲ごとの契約ではなく包括的な契約を結んでいるといわれます。こうした契約形態では、アーティストに支払われる金額は少額になってしまいます。

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最終更新:2015/8/17(月) 4:14
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