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田中もダルビッシュも球宴で投げられない? その裏事情とは

2014/6/20(金) 13:29配信

THE PAGE

6月9日のロイヤルズ戦が雨で中止となり、10日にシアトルで岩隈久志(マリナーズ)と投げ合う予定だった田中将大(ヤンキース)の登板日が、11日にずれた(ずらした?)とき、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(ゼネラルマネージャー)とジョー・ジラルディ監督は、顔を見合わせて、ニヤリとしたに違いない。

これで、今後の日程が順調に消化されれば、田中は7月13日の前半戦最後の試合に登板することになる。その場合自動的に、オールスターゲームでの登板資格を失う。オールスターゲームの2日前、つまり前半最終戦に登板した先発投手は、オールスターゲームでは投げられないと、2010年から制度化されているからだ。

田中がオールスターゲームに選ばれることは確実。日本人投手として1995年の野茂英雄以来となる先発投手候補でもある。田中本人やファンにとっては残念なことが、ヤンキースの先発5人のうち、3人が離脱する中で、きっちり4月からローテーションを守ってきた田中の疲労を考慮すれば、ヤンキースとしては後半を見据え、オールスターゲーム期間中は休ませたかったに違いない。9日の雨は、それを現実的にしてくれた。

一方、17日に登板したダルビッシュの次回先発が、22日のエンゼルス戦と決まった。これで、彼も予定通りなら7月13日に登板する。つまり、彼もまたオールスターゲームに選ばれても、投げられないことになった。偶然だろうか?

ローテーション通りなら、ダルビッシュの次回登板は24日のタイガース戦のはずだったが、19日に休みがあり、これを利用してレンジャーズはローテーションを詰めた。これで7月13日の登板が可能になったのだ。裏では、何らかの意思が働いたとも言えよう。

似たようなことが、過去にもあった。ダルビッシュは2年前、「34番目の男」を決める決戦投票でオールスターゲームに選ばれたが、マウンドには上がっていない。もともと「34番目の男」の出場機会は限られるが、あの年のア・リーグの監督は、レンジャーズのロン・ワシントン監督。前半戦最後の先発も疲れを考慮して飛ばしたぐらいなのだから、監督がダルビッシュを投げさせるはずがなかった。

昨季は、右僧帽筋の張りで、出場が決まっていたオールスターゲーム直前にレンジャーズはダルビッシュを故障者リスト入りさせた。このときも、オールスターゲームでの登板を回避させるためではないかと、ささやかれている。

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最終更新:2014/11/19(水) 3:31
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