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<プロ野球>オールスターは1試合開催ではなぜダメなのか?

2014/7/20(日) 10:00配信

THE PAGE

■中2日の強行日程だった投手も

オールスターは、まだ2試合必要なのだろうか。19日、甲子園球場でマツダ・オールスターゲームの第2戦が行われたが、全パには中2日で迎えた投手が何人かいて、投手起用に頭を痛めた全パの伊東監督は、セ・リーグの了承を得た上で高校時代に投手として154キロを出したことのあるソフトバンクの今宮健太の投手起用という緊急采配まで用意していた。結果、楽天の福山博之の連投で乗り切った(全セも広島の一岡竜司が連投)が、2試合開催では、こういう歪が生まれる。

藤浪 vs. 大谷の顔合わせは華やかで、ペーニャの特大アーチも大きなインパクトを与えたが、交流戦が始まってからオールスターならではの新鮮な対戦カードは見られなくなっている。この日、日本最速タイ記録となる162キロを記録して甲子園をどよめかせた大谷にしても、今季の交流戦では、万遍なくセの全チームに先発していた。

■交流戦の影響もあり新鮮味が欠ける

阪神DCで評論家の掛布雅之氏は、「フレッシュオールスターでは、井上、山川、奥浪ら突出した個性を持った選手が、その魅力を存分にアピールしてくれて面白かったが、本番のオールスターでは、そういう部分に欠けて面白味や、新鮮味にかけた。昔話で恐縮だが、昔の球宴では、江夏さんの9連続三振や江川の8連続などドラマもあった。おそらく選手全体のレベルが上がっているため、そういう個性が突出した記録が生まれなくなっているのだろう。強いインパクトを感じないのは、すでに交流戦でセ、パの真剣勝負を見ているという影響もあると思う。第1戦では、西武・岸の力の勝負、第2戦では、おそらく甲子園ではマニエル以来となるペーニャの特大アーチや大谷の162キロというようなプロの醍醐味を感じさせてくれたが、球宴のプレミアム感を出すためにはメジャーのように1試合開催で出場選手の人数も少なくしていいのではないだろうか」と、1試合開催論を提案した。

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最終更新:2015/12/13(日) 4:47
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