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万博記念公園で「私の大阪万博 思い出の品展」。関係者しか持ち得ない希少な品も/大阪

2014/8/26(火) 15:05配信

THE PAGE

 大阪万博の記念館「EXPO’70パビリオン」で今月14日から、「第4回 私の大阪万博 思い出の品展」が始まっている。9月23日までの企画展だ。

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「万博の会」から寄贈を受けた品々を展示

 アジア初、日本で最初の国際博覧会だった「大阪万博」(1970年3月14日~9月13日)。当時史上最大の規模を誇り、国民の半数にあたる約6千万人もの来場者でにぎわい、子どもから大人までが大熱狂した。人それぞれ思い出が多く、そんな“思い出の品”とあわせて、当時のエピソードを紹介している。

 「今回展示しているのは、日本万国博覧会協会に勤務されていた人たちの集い『万博の会』から寄贈を受けた品々です。寄贈品は全部で327種類514点。取材班腕章や広報誌、写真といった業務関連資料のほか、メダル、カレンダー、金杯など記念品やお土産品として配布・販売されたものまで、幅広い資料を寄贈いただきました。その一部をご紹介しています」(EXPO’70パビリオン、主任学芸員の山崎愛さん)

 会場入り口には、屋根の上を歩けるようにもなっていた「太陽の塔」のミニチュアが飾られており、「2年後をめどに太陽の塔がリニューアルされ、また塔内に入れるようになります」(山崎学芸員)とか。

関係者しか持ち得ない希少な品265点が並ぶ

 本展の見どころは、関係者しか持ち得ない希少な品などを展示していること。展示点数は265点に及ぶ。「みどり館」のコントロール室にてオペレーター兼映写機の保守点検を担当していた奥野達郎さんや、ホステスとして勤務していた桑原由紀子さんの“思い出の品”を展示。

 当時、みどり館の目玉は全天全周映像「アストロラマ」で、これを撮影したユニットカメラは、35mm8Pカメラを5台組み合わせたもの。このカメラを開発し、「ドーム空間のトータルクリエイター」として名高い株式会社五藤光学研究所の協力のもと、このカメラのレンズを44年ぶりに一般公開中だ

 奥野さんがまとめたオリジナル映像「EXPO’70への招待」(上映時間:約1時間)では、北海道や九州でのアストロラマのロケ風景を観ることができる。

 「大阪万博から44年が経った今、来館者にそれぞれの思い出を呼び起こし、大阪万博を経験していない世代にも、当時の熱気やにぎわいを伝えることができればと思っています。それと電気自転車をはじめ、この万博から始まった技術もたくさんあり、それが継続して今に繋がっています。新聞や雑誌には取り上げられることがなかった各出展者のエピソードから、大阪万博の思い出をひも解くきっかけとなりましたら幸いです」(同)

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最終更新:2014/8/26(火) 15:05
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