ここから本文です

宇宙最凶のアライグマ<ロケット>に命を吹き込んだ日本人クリエイター

2014/9/10(水) 12:44配信

THE PAGE

全米で大ヒットを記録している映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がいよいよ日本でも公開される(9月13日公開)。銀河滅亡を阻止するヒーローを描いた作品だが、そのヒーローたちは全員、犯罪歴を持つ宇宙のはみだし者たちの5人。刑務所でたまたま一緒になっただけというチームワークの悪さを随所に発揮するなど、これまでのヒーローを扱った作品とは一線を画している。

個性的なキャラクターの中でも異彩を放っているのが、“宇宙最凶”のアライグマ<ロケット>。凶暴さ、口の悪さなど、愛くるしいイメージのあるアライグマを、“宇宙最凶”に描いている。映画では、VFX(ビジュアルエフェクト)を駆使して映像化されているが、その<ロケット>のリアル版を特殊メイクアーティストのJIROさんとアニマトロニクスクリエイターの奥山哲志さんが、命を吹き込み再現させている。プロモーション用に製作された<ロケット>だが、映画同様のクオリティで動き、セリフや動作もあるという優れもの。公開期間中には劇場など様々な場所に出現する予定。

“外見”部分を担当したJIROさんは、今回の依頼に対し「アメリカで大ヒットしている作品でもあるし、中途半端なものは作れないと思った」と、作品の中で重要な役割を担う<ロケット>の制作に重圧を感じたという。製作期間は2ヵ月弱。「時間もなかった。映画製作から考えると、ものすごく短い期間でやることになったが、ゼロから作るのではなく『答えの出ているもの』を作るので、大きくは狂わないと自信をもって取り組むことができた」と振り返る。

一方<ロケット>を動かすアニマトロニクスを担当した奥山さんは「ロケットの話すセリフと、(動作の)順番があったので、それに合わせてキャラクター性を出したのですが、僕のところに届いた個体は、<ロケット>の毛がない状態。毛並みが備わったとき、このキャラクターがどういう動きになるのかは、完成しないとわからない状況でした」と、手探りだったという。

1/2ページ

最終更新:2015/4/19(日) 4:40
THE PAGE

Yahoo!ニュースからのお知らせ