ここから本文です

「ハローキティ号」和歌山で運行開始。観光キャンペーンに合わせ

2014/9/12(金) 12:45配信

THE PAGE

 全国で増え続けている、観光列車。2014年も新たに10本以上の列車が誕生しています。話題沸騰の大井川鐵道「きかんしゃトーマス号」をはじめ、日本酒をコンセプトにした列車や車内に足湯がある列車など、どれも個性的なものが勢揃いです。そんな中、今週末から和歌山でも新たな観光列車が走りはじめます。

[動画]深夜のなにわ路を走る北陸新幹線の新型車両「W7系」。反対車線では地下鉄陸送も

車外も室内も「ハローキティ」がいっぱい

 今回デビューするのは、JR西日本の「ハローキティ和歌山号」。11月まで開催される「和歌山デスティネーションキャンペーン」に合わせて運行されます。

 この列車の特徴は、何と言ってもそのデザイン。その名の通り、車両の全面に「ハローキティ」ファミリーのかわいいイラストが、沿線の観光名所とともに描かれています。

 外観だけではありません。「ハローキティ号」は、車内にもあちこちにハローキティが。ラッピング列車というと、よくありがちなのが「乗ってしまえばただの列車…」というパターンですが、この車両は乗ってからも楽しめるのです。

 しかも、海側の座席は窓を向いて配置されているので、太平洋の大パノラマが目の前に広がります。この窓向きシートはフリー席となっていて、乗車した人全員が楽しめるようになっています。(乗車するには別途この列車の指定席券が必要)

日本初の「自己充電型バッテリー車両」

 ところでこの「ハローキティ号」、すごいのはデザインだけではありません。この車両は「自己充電型バッテリー車両」と呼ばれ、床下に設置された小型のディーゼル発電機でバッテリーを充電し、その電力でモーターを回して走るという新しい技術を使っています。

 乗用車でいうと「プリウス」などのハイブリッドカーより更に一歩進んだ技術で、従来の気動車より大幅に効率化され、排気ガスなどによる環境負荷も低減できるなど「地球にやさしい車両」になっています。

 大阪府の鉄道車両メーカーが開発したこの車両、これまで鳥取県や徳島県のJR線で試験走行を重ねてきましたが、今回の和歌山デスティネーションキャンペーンに合わせて、初めて一般の乗客を乗せて運行されることになりました。乗車される際は、そのデザインだけでなく独特の走行音なども味わってみてください。

1/2ページ

最終更新:2014/9/12(金) 13:41
THE PAGE