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内閣改造の評価は、政治的リテラシーが問われている 政治学者・中野晃一【インタビュー Part 1】

2014/9/13(土) 20:28配信

THE PAGE

※この動画と記事は、以下のインタビュー記事の一部分をピックアップしたダイジェスト版です。
安倍改造内閣「支持」の背景は? 政治学者・中野晃一教授はどうみる?【フル動画&全文】(http://thepage.jp/detail/20140910-00000025-wordleaf?)

安倍改造内閣「支持」の背景は? 政治学者・中野晃一教授はどうみる?【フル動画&全文】

安倍晋三首相は3日、内閣改造を実施し、第2次安倍内閣が発足した。メディアは、女性閣僚を5人に増やしたことについて「女性の登用を前面に打ち出した」と大きく報じた。これに対し、政治学者の中野晃一教授は「女性ではあるけれども、極めて保守的であるということが任命の要。そこに触れた新聞は、あまり多くはない」と指摘する。海外のメディアにコメントを求められることも多い中野教授が、「政治的リテラシーが問われる内閣改造の評価」について語る。

――内閣改造の印象は?

中野:政治についての知識や、興味・関心がどの程度あるかによって、受けるメッセージが違う組閣なのかなという感じがします。一方で、女性閣僚の登用は、表面的には、内閣として何をやりたいのか、何を優先事項に置いているかが、ある程度伝わってくる。他方で、もうちょっと「玄人」、例えば、女性と政治の問題や、女性閣僚の政治信条や政策についての知識があると、見えてくるものがかなり違います。
 地方創生に関しても、より裏を見ていくと、いったいどこまで実効性があるのか、何ができるのかという、さまざまな問いが浮かぶ。そういう意味で、メッセージがぼやけていて、なんのための改造だったのかという疑問がある。一般的には、ある程度受けがいいことも理解できます。

――女性閣僚の登用といっても、過去の発言や資質は、なかなか分からないことです。

中野:そうですね。政治的なバックグラウンドを調べてみると、実際に登用された5人の閣僚のうち4人まではかなり右翼的なというか、復古主義的なジェンダー観や、さまざまな政治問題に関して特定の価値感を持つことがはっきりしている。その意味で、安倍さんに(価値観が)近いということで選ばれたことが分かります。色が付いていないのは小渕優子さん。それ以外の人たちは、一般的な知名度もなく、女性であることだけで期待しても、本当にうまくいくかどうかは、今の段階では分からないと思いますね。

最終更新:2015/5/19(火) 4:32
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