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「ランクル70」復活  ならば「ハチロク」再生産もあり得る?

2014/9/14(日) 14:00配信

THE PAGE

●AE86復活のいくつかの可能性を考える

「ランクル70が期間限定で復活しましたよね? だったらAE86も復活とかはできないんでしょうか?」
 
 THE PAGE編集部のSさんが切り出した。顔にはそういうテーマで原稿をと書いてある。正直、その時は「できるわけないだろう」と思った。「うーん……」と唸りながら、とりあえずその場は宿題にして「もしも」の話を考えてみた。その結果、いくつか面白い可能性に思い当たった。最初に言い訳をしておくと、そんなわけで今回の原稿は、申し訳ないがニュースというよりSFである。

●ランクル70はなぜ復活できたのか?

 ハチロクの前に、まずランクル70の復活の話を簡単にまとめるところから始めたい。2004年に国内販売を終了したランクル70は、その後も海外では継続的に売られていた。日本マーケットだけ見れば華麗な復活劇かもしれないが、ワールドワイドに見れば、ずっと作っていたモデルである。

 2004年時点では厳しくなった日本の様々な規制で販売を断念したわけだが、世界各国で厳しくなってきた衝突安全規制に応じて各部をアップデートしてきた結果、ディーゼルは無理でもガソリンなら日本でも売れるようになったというのが復活劇の核心だ。念のためトヨタに確認したところ、日本導入に当たって、排ガスと衝突安全対策は海外仕様のままで変わっていないそうだ。

 規制をクリアしたから売ってみるというと、ちょっと聞こえが悪すぎるかもしれない。もちろん昨今のSUVとして珍しく金満臭のないランクル70が、潔いクロカンとして人気があるという売れそうな背景はもちろんあるのだ。そういう堅実な話と、モデルそのものが絶えて久しいAE86のケースと重ねるのは無謀である。だから「できるわけない」常識的にはそういう回答なのだ。

 しかし、確かに「今あのクルマがあったらなぁ」と思うクルマは沢山ある。何も模範的な回答じゃなくてもいいんじゃないかと。夢のある話を書いてみたい。

●どんなクルマならハチロク復活になるのか?

 そんなわけで、ハチロクの話である。スバルと共同でつくった86/BRZ(86=DBA-ZN6型)がある今、それとは別のハチロクを作るとしたら、一体そのクルマに何を求めるのかから考えなくてはならない。

 86/BRZの開発に当たって、トヨタはハチロクの本質を「ドリフト」にあると考えたようである。現代のスポーツカーの水準からするとリアが全然踏ん張らない。ちょっと違和感があるほど後輪が出やすい。メーカーが、目指してそういうものを作ったことはなかなか興味深い。それは自動車が本当の意味で成熟商品になり「より高い性能を目指す」ものでは無くなったことを意味する。

 漏れ聞く話では、スバルは「リアをもっと踏ん張らせたい」と主張したらしく、その意見の相違が86とBRZのふたつの商品に枝分かれした理由の一つらしい。

 さてAE86を作るとしたら、86/BRZと違うアプローチでなくては意味が無い。ドリフトという部分以外にAE86に期待することと言えば、誰もが最初に考えるのは重量と価格だろう。

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最終更新:2016/1/27(水) 3:00
THE PAGE