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広島の野村退任後の次期監督は緒方が最有力

2014/10/8(水) 23:54配信

THE PAGE

広島の野村謙二郎監督(48)が球団に申し入れていた辞任が8日、了承され今季限りの退任が正式発表された。

野村監督は12連続Bクラスだったチームを再建するための切り札として2010年に監督就任。昨年は、16年ぶりのAクラス入りと同時に球団初のクライマックスシリーズ出場を果たして第1ステージでは阪神を下した。丸、菊池、堂林という3拍子揃った若手を育て、エルドレッドを個人指導しながら本塁打王へ導くなど、その優れた手腕で、今季も優勝争いに参加、マツダスタジアムの観客動員が過去最高の190万人を突破するなどの“カープ女子現象”を創り出した。

だが、最終戦で巨人に敗れ、わずか0.5差で3位となり本拠地でのCS開催権を失った。野村監督自身は、「シーズン前から今季でけじめをつけようと思っていた。5年という節目の中で決断させてもらった」と、辞任理由を説明したが、それらの責任をとった形だ。ストレスで心身共にボロボロの状態のため、ここで一旦勇退、リフレッシュをしてネット裏で再充電を図ることになる。野村監督は、11日から甲子園でスタートするクライマックスシリーズの指揮を「集大成」という気持ちで執る。

注目の次期監督は、今季から野手総合コーチとして野村監督を支えてきた緒方孝市(45)の内部昇格が最有力。緒方コーチは2009年に引退すると“将来の監督候補”として翌年から一塁コーチ、三塁コーチなどを歴任し、今年の4月に野村監督が抗議をして途中退場した際には、代行監督を務め、すでに“監督予行演習”も終えている。

緒方は、1986年に佐賀の鳥栖高校からドラフト3位で広島に入団。5年目から頭角を現し1995年にレギュラーをつかむと3年連続盗塁王を獲得するだけでなく、打率も3割を超え、長打力も兼ね備えていたために“トリプルスリー(打率、本塁打、盗塁をすべて30超え)”が可能なプレーヤーとして期待された。1999年には36本塁打、打率.305をマークしたが、怪我の影響で盗塁は惜しくも18個に終わった。

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最終更新:2016/1/26(火) 4:55
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