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<沖縄県知事選>20代の選対関係者に聞いた沖縄の現在(上) ── 玉城健一郎宜野湾市議

2014/11/18(火) 12:00配信

THE PAGE

 沖縄知事選挙は16日に投開票が行なわれ、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)=共産・生活・社民の各党が推薦=が、自民党と次世代の党が推薦した現職の仲井真弘多氏(75)を破った。しかし、“本土”にいると、基地をはじめとした争点は、抽象的に伝えられがちだ。「沖縄の現在」について、地元の若者は何を思い、どう感じたのだろうか? 両陣営の選挙に携わった20代の若者2人に話を聞いた。(河野嘉誠)

20代市議 初挑戦でトップ当選

 宜野湾市議の玉城健一郎氏(29)は、今回の知事選挙に翁長氏の支援団体「ひやみかち うまんちゅの会」の青年局事務局長として参加した。新知事となった翁長氏とは、オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会事務局員として行動をともにした間柄だ。

 初挑戦した2014年9月7日の市議会選挙において、玉城氏は1,807票を獲得してトップ当選を果たした。地域政党の推薦は受けたものの、無所属での立候補だ。「20代の挑戦」として市議会選に出馬した玉城氏には、「若い人にとって政治を身近なものにしたい」という思いがある。

きっかけは琉球大学時代に経験した米国留学だ。オバマ大統領が初当選した2008年の大統領選で、有権者が意思表示を明確にする文化を目の当たりにした。沖縄の選挙では老高若低の状態が続いている ── 低投票率改善のためには、自分が議員になって身近な人たちと政治を語ることが改善の第一歩ではないかと考えた。

 宜野湾市関係者は市議会で唯一の20代議員について「沖縄では新しいタイプの政治家。選挙戦ではインターネットの使い方がうまく、市議会選では集票を大きく上回る得票があった」と評するが、本人は「特別なことはしていない」と話す。

「市議選では自分が写真を使いながらSNSでシェアしたものを、まわりの同級生とかが拡散してくれたのが大きいと思う。同級生や先輩・後輩がインターネットだけでなく、現場の選挙活動でも動いてくれた。事務所スタッフはほとんどが20代で、選挙活動はとにかく楽しくやっている」

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最終更新:2016/2/17(水) 4:19
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