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はやぶさ2が目指す小惑星「1999 JU3」、この符号はどういう意味なの?

2014/11/25(火) 17:11配信

THE PAGE

 はやぶさ2が向かう小惑星「1999 JU3」。これは小惑星に付けられる仮符号であって、イトカワのような名前がまだ付けられていません。しかし、この「1999 JU3」という符号、どういう意味と規則があるのでしょうか?

 ざっくり言うと、その小惑星が発見された年月と発見された順番を示しています。1999は、容易に想像が付きますね。1999年に発見されたという意味です。そのとなりのJは、発見された月です。AからYまで、月の前半と後半がそれぞれ割り振られています。Aなら1月1日から15日、Bなら1月16日から31日というように、Yまで割り振られています。ただ、アルファベットのIは、数字の1と間違いやすいので使われていません。

 右側のU3は、発見された順番です。こちらもAからZまで25が割り振られています(ここでもアルファベットのIは使いません)。26個以上発見されると、後ろに1という数字が付きます。26番目ならA1、51番目ならA2といった順です。

 こうなってくると何番目なのか分かりにくくなってきますね。アルファベットの後ろにある数字に25をかけて、アルファベットに当てはめられている数字を足してみましょう。「1999 JU3」の場合は、Uが20ですから、

3×25+20

 になります。したがって、1999年(1999)の5月1日~15日(J)の期間に、95番目(U3)に発見された小惑星という意味になります。

 ちなみにイトカワは、もともと「1998 SF36」という符号が付いていましたが、はやぶさ打ち上げ後の2003年8月に、ロケット開発に尽力した故糸川英夫博士にちなんで、イトカワと名前が付けられました。

 はやぶさ2が目指す「1999 JU3」にはどんな名前が付けられるのでしょうか? 楽しみですね。

【THE PAGE特集】
小惑星探査機「はやぶさ2」打ち上げ生中継(http://thepage.jp/feature/event/live_hayabusa2/1)

最終更新:2015/4/4(土) 4:56
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