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「勝った時の喜びはうれしい」 ── 浪速の女性キックボクサーの思い

2014/11/29(土) 9:49配信

THE PAGE

  最近、若い女の子がキックボクシングを始めている。さまざまなスポーツがある中で、なぜなのだろうか。キックボクシング団体「DEEP☆KICK」で活躍する2人の女性キックボクサーに話を聞いてみた。

名探偵コナンの毛利蘭みたいに壁を潰してみたい

 「DEEP☆KICK」(大阪市浪速区)は、総合格闘技イベント「DEEP」のキック部門として2009年7月に旗揚げ。団体の垣根を越えて関西キック界の交流と活性化をはかっている。

 関西最強の座をかけた階級別のトーナメントを開催し、過去には「K-1」へも選手を輩出。また、「TOP☆RUN 」は「DEEP☆KICK」のアマチュア部門で、選手たちがベルトをかけて競い合い、各階級のチャンピオンを決めるユニークなトーナメントレースのイベントとなっている。

 9月の大会「DEEP☆KICK22」では、オープニング第7試合に「TOP☆RUN Girls45kg級王者決定戦」が行われた。安村可麗選手(修和館)と佐藤凛選手(真我館)が戦い、判定で安村選手が勝利し、初代王者に輝いた。試合後、話を聞くと、「2年前からキックボクシングをやっています。名探偵コナンの毛利蘭みたいに壁を潰してみたいって、テレビアニメを見て始めました」と、13歳の彼女はキックボクシングに魅かれた理由を説明した。

体力とワザを磨くために毎日の練習欠かせず

 この日は20戦目で、これまでの戦績は15勝2敗3分、「45キロ級の王座決定戦でした。判定ですけど、勝ちました。うれしかったです。今後は男子も含めたチャンピオンベルトがあるので、それを狙います。勝った時は努力したかいがあったと思うし、負けたら泣いたりもしますね」

 体力とワザを磨くために毎日の練習(1日1時間~1時間半)はかかせない。「だから学校の友達とは遊べないので、ジムの中に友達が多いです」という。

 さらにセミファイナル(第9試合)では、47kg契約、キラッChihiro選手(魁塾)とSARAMI選手(クラブバーバリアン)が白熱した試合を行った。

 1RからChihiro選手は得意の前蹴りでSARAMI選手の突進を食い止め、左ストレート、左ミドルキックを叩き込んでいく。2Rに突入しても、Chihiro選手の激しい攻撃が続く。距離を取ったワンツー、一気に踏み込んでのヒザ蹴りなどを繰り出す。3Rに入っても、Chihiro選手がが終始圧倒した。判定フルマークでSARAMI選手を退け、勝利を飾り、チャンピオンになった。そんなChihiro選手に話を聞いた。

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最終更新:2014/11/29(土) 9:49
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