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小惑星探査機「はやぶさ2」の切り離しに成功 ── 小惑星「1999 JU3」へ

2014/12/3(水) 15:18配信

THE PAGE

 小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が3日午後1時22分4秒、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられ、「はやぶさ2」の分離に成功しました。

[動画]「はやぶさ2」打ち上げ中継番組のオンデマンド

 「はやぶさ2」はこのあと、地球の重力を利用して加速する「スイングバイ」やイオンエンジンの試運転、機器のチェックを行い、まだ名前の付いていない小惑星「1999 JU3」に3年半かけて向かいます。

動画URL:http://www.youtube.com/watch?v=zI0SIvkJVzQ

 「1999 JU3」はC型と呼ばれる炭素(Carbon)でできた小惑星で、水分や有機物が含まれていると言われています。直接タッチダウンして、小惑星表面のサンプルを採取するだけでなく、インパクターと呼ばれる衝突装置を表面にぶつけてクレーターを生成、そこに再びタッチダウンして表層下にある物質の採取にも挑みます。

 こうしたミッションが成功すると、過去の太陽系に「どのような物質が、どのような状態で存在していたか」が分かるというわけです。またそのなかにアミノ酸が含まれていたならば、「隕石や小惑星が地球にアミノ酸を運んできて、それが生命の源になった」という仮説の強い補強材料になります。

 「はやぶさ2」が地球に帰還するのは2020年です。

最終更新:2015/11/22(日) 4:24
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