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本田が描くアジア杯連覇のシナリオ

2014/12/30(火) 22:29配信

THE PAGE

 日本代表FW本田圭佑(ACミラン)が、アジアカップを連覇するためのシナリオを明かした。千葉県内で行われている短期合宿がスタートした29日は無言を貫いたが、30日夕方から行われた2日目の練習後に約9分間にわたって持論を展開した。

 年が明けた1月9日から真夏のオーストラリアで開催される大会へ臨むにあたって、大前提となるのが体と心のコンディションを整えておくこと。体に関してはシーズンの真っただ中のヨーロッパ組と、つかの間のオフから明けた国内組の間にバラつきがある。しかし、本田はコンディション調整のメニューが中心だった2日間の練習を振り返りながら「それほど問題はないと思います」と強調した。
 問題は心のコンディションとなる。ハビエル・アギーレ監督の八百長疑惑に選手が動揺しているようでは、アジアの王者を決める戦いに挑むメンタルを作り上げることはできない。初日にはアギーレ監督自らが潔白であることを説明し、キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)が「(監督を)信頼する力が試される」と選手たちの立ち位置が重要だと説いた。

 もちろん本田にも異論はない。加えて、ピッチでプレーするのは選手という原則論の下に、さらに先の次元まで見すえていた。
「選手はいまのピッチ外の問題をそこまで気にしていないので、その影響というものはおそらくピッチ上にあまり関係してこないと思います。(開幕まで)意外と短期間ですし、実際に試合が始まってしまうと、場合によってはコンディション調整だけになってしまう。もうちょっと細かいところに目を向けて、戦術的なものをもう少し突き詰めて、精度を高めていく。この期間にしかできないことをもう少し、監督を中心に選手同士も話し合っていったほうがいいんじゃないかな。全員で話し合う必要はないと思いますけど、取るべきコミュニケーションというものがありますから、近いポジションの選手は特にそうじゃないかなと」

 その上で、個人としてどのようなパフォーマンスを演じていけばいいのか。
ザックジャパン時代は「自分の家」とまで言い切ったトップ下が定位置だったが、アギーレジャパンでは「4‐3‐3システム」の右ウイングが主戦場となった。中盤の選手たちとのボール回しに参加したい欲求を可能な限り抑え、ストライカーに徹するスタンスを貫いてきた。
 

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最終更新:2015/8/7(金) 4:06
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