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大阪・鶴見緑地にパートナードッグタウン開設 ── 保護犬譲渡で命の大切さ学ぶ

2014/12/30(火) 10:40配信

THE PAGE

 寒風を切って元気に走り回るワンちゃんたち──。犬が自由に運動できるドッグラン施設と保護犬の譲渡施設を統合した鶴見緑地パートナードッグタウンがこのほど、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地の一角にオープン。無料で利用できる本格的ドッグラン施設は大阪府下でも珍しく、愛犬家らの関心を呼んでいる。

愛犬家が無料利用しボランティアで運営支援

 地下鉄鶴見緑地駅前エリアにお目見えした鶴見緑地パートナードッグタウン。鶴見緑地プールのすぐ南側と、立地は抜群だ。木枯らしなどまったく気にすることなく、犬たちがうれしそうに駆け回る。見守る飼い主たちにも笑顔が浮かぶ。

 利用者のひとりは「うちの子と散歩するとき、いつもリード(引きひも)でつないだままですから、リードを外して自由に遊ばせられるのはありがたいですね」と話す。

 運営するのは、大阪市の同エリア整備・管理運営事業者募集で選定された一般社団法人パートナードッグタウン協会。鶴見緑地パートナードッグタウンを運営するために設立された新しい団体で、施設の運営に関し、ふたつの新しい手法にトライしている。

 ひとつ目の試みは非営利運営によるドッグラン施設無料利用の実現だ。柳原英次理事長は「犬を自由に遊ばせるためには、一定のルールやマナーを守る必要がある。しかし、運営スタッフを置くと、有料になって愛犬家が利用しにくい。無料開放すると、スタッフが常駐できないので、運営に支障が生じかねない」と、ドッグラン施設運営のもどかしい実情を報告。「営利を追求しない市民団体を新たに設立し、無料で利用できる市民が、常駐スタッフの支援を受けながら自発的に運営できる態勢で臨んでいる」と話す。

 スタッフ人件費を含めた運営費は、設立基金や企業からの賛助会員会費、個人からの寄付金でまかなう方針。利用希望者は愛犬とともに登録する必要があるが、登録費は不要で、常時無料で利用できる。その代わり、できる範囲内で清掃などのボランティア活動を通じて、運営をサポートしたいところだ。

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最終更新:2014/12/30(火) 10:40
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