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男気・黒田は勝てるのか?

2015/1/8(木) 11:00配信

THE PAGE

 メジャーの野球にも詳しい与田剛氏は、「2桁は間違いなく勝つでしょう」と見ている。
「メジャーではツーシームを覚えてストライクゾーンを幅広く使うピッチングスタイルを確立した。彼の凄いのは、見逃しのストライクをそのボールで取れること。日本のバッターは、そういうボールの出し入れをうまく見極めてくるが、黒田選手くらいの制球力があれば、両サイドの出し入れが通用すると思う。公式球が元に戻ることで、ツーシームが同じように変化するかどうかは、やってみければわからないが、彼は握りなどを工夫しながら、どう曲がるかを修正してメジャーのボールにアジャストした。おそらく日本でも、キャンプ、オープン戦の期間で、そういう修正はしてしまうのだと思う」

 確かにツーシームを日本仕様にできるかどうかが成否のポイントなのだろう。
「勝ち星については、15勝より上は、チームのブルペンや打線の状況に左右される問題。おそらくシーズンを考え、長いイニングを投げさせることより、1年の安定したローテーションとしての仕事を優先させるだろう。そうなるとミコライオが退団した影響は心配ではある。抑えが不安定なら10勝しても8敗してしまう可能性もあるのだが、そこがうまく回れば、逆に15勝3敗というような数字が残る可能性もある。今の段階で予想は難しい。ただマエケン、黒田という2枚の軸がローテーにできたことで、広島が優勝争いに参加する可能性は高まったと思う」

 早くも黒田・開幕投手説まで流れているが、評論家の掛布雅之氏は、黒田効果に期待している。黒田の加入で、昨季11勝9敗に終わった前田健太の勝ち負けの数字が変わってくるのでは?という意見だ。
「黒田は10勝10敗でいいと思うんです。怪我もなく、バリバリの状態での凱旋ですから、安定感は変わらないと見ています。彼の活躍は計算できるし、プラス、彼が入ることで、昨季は大事な局面でことごとく負けたマエケンの勝ち負けの数字が変わってくると見ています。つまり黒田の加入でローテーションの組まれ方が変わり、マエケン一人が相手チームのエースとマッチアップするというケースは減り、昨季は2つしかなかった貯金をもっと作ることができると思うんです。マエケンが18勝3敗というような数字でも作れば、チームは優勝争いに参加しているでしょう」

 黒田が、たとえ勝てなくとも、広島のローテーションに化学反応を起こすのではないかという考え方。黒田は、メジャー方式で、2月中旬にキャンプ合流する予定だ。

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最終更新:2016/1/3(日) 3:57
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