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代表9試合ぶりゴールの香川は本当に完全復活できるのか

2015/1/22(木) 11:41配信

THE PAGE

 日本代表のMF、香川真司(25歳、ドルトムント)が9試合ぶりに代表ゴールを決めたシーンは感動的だった。
 オーストラリア・メルボルンで行われたアジア杯のグループステージ最終戦となるヨルダン戦で後半37群、清武から武藤につながったパスを武藤が左サイドをえぐりクロス。ゴール前で本田がオトリとなっていた前に走りこんできた香川が、ヨルダンのディフェンスを振り切り右足でシュートを決めた。最後尾から、キーパーの川島が、わざわざ駆けつけて祝福する姿に香川の苦悩と、それを支えてきたチームメイトの思いが象徴されていた。

 その決勝トーナメント進出を決めたヨルダン戦でのマンオブザマッチにも選ばれ、試合後に香川も「支えてくれたサポーターやチームメイトの存在の偉大さを感じた。謙虚に、またチームが勝つために貢献できるように準備をしていきたい」とコメント。明日、23日に控えたUAE戦に備えてシドニー入りして行った調整でも疲れも見せずに調子の良さをアピールしていた。すっかり自信を取り戻した様子。スポーツメディアの多くが「香川完全復活の予感」と盛り上げている。

 香川は、ザックジャパン時代にも、2010年の9月から2011年の1月まで6試合得点のないスランプがあったが、同じくアジア杯で脱出している。周囲も香川本人も復活への期待を膨らませている。だが、所属先のドルトムントでも決定力に欠き、チームは2部降格の危機を背負い、出場機会を失いつつあった香川にとって9試合ぶりのゴールが、本当に復調へのサインとなるのだろうか。

 元日本代表FWの城彰二さんは、WEBサイトのアスリートジャーナルに「まだ復調の気配がない。好調時のまだ50パーセントの出来」と厳しい意見を投稿している。決めたゴールも、結果的にヨルダンのキーパーがミスをしたが、実際は正面をついていた。これまでの好調時の香川ならば、瞬時に隙を見つけて蹴りこんでいるだろうと言うのだ。

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最終更新:2015/4/7(火) 4:48
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