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大谷の二刀流は打>投? 栗山監督が「P大谷は駄目だけどB大谷は前進」。

2015/2/2(月) 19:11配信

THE PAGE

 北海道日ハムの大谷翔平選手(20)が2日、沖縄・名護キャンプで、前日の投手メニューに続き、野手としてのメニューを消化、フリー打撃では、柵超え11本のパワーアップを見せつけ、特に逆方向の左中間へ伸びる打球を栗山監督は評価。成長した体をうまくコントロールしながら、追い込まれた状況で打てる勝負強さを追求していることを見抜き「ピッチャー大谷は駄目だけど、バッター大谷は(3年目で)なんとか前に進んだかな」と絶賛した。今季は打者としての試合出場数が増える方向が模索されていて「15勝&20発」の目標達成の可能性も見えてきた。

 大谷のフリー打撃初日は、反対方向への流し打ちから始まった。
「合わせていくのは、それが楽ですから」

 そして、徐々にフルスイングを始めて引っ張りにかかった。
 左腕に打撃投手が代わった二回目も同じく逆方向から。途中フルスイングを心がけるとホームランショー。118メートル表示のセンターバックスクリーンに当てて、左中間へもホームラン。圧巻は「ラスト!」と声のかかった最後をライトへ流し打ってオーバーフェンスさせたシーンだ。打つポイントとスイングスピードが重ならねば、なかなか逆方向へは、打球に角度がつかないし飛距離も出ない。約50スイングほど打って11本の柵越えだったが、3年目のパワーアップを感じさせ、それがまた目いっぱいのムラのあるスイングではないから、ほとんど打ち損じがなかったのである。

「オフから取り組んでいて、スイングスピードが下がっていることはないと思います」
 その理由はウエイトトレの成果なのか?と質問を受けると、「一概にそれだけとは言えません。まだ生きたボールは打っていませんが、去年より向上はしていると思います」と、非常に理知的に答えた。

 栗山監督は、鋭い観察力で3年目大谷のバッター初日を見ていた。
「体が成長してくると、実際の動きとイメージが一致しているかどうかが重要だが、そこが一致している印象を受けた。ピッチングの方に比べるとバッティングは普通に見える(笑)。体が成長する過程で力がつくと、効率よくバットを振れることになる。筋力がついて120(パーセント)で振らねばできなかったものが、80(パーセント)でできるようになり、力まずに、いつもと同じ動きができる。ぶれが減る。それが理想だが、つい力に頼ってしまうとバランスが崩れてくる。昨年の翔平のブルペン初日がいい例。体ができてきても、技術、イメージと一致できていなかった。だが、バッティングに関しては、その逆。3年目の成長を表現でき始めている」

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最終更新:2015/10/12(月) 4:29
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