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カキだけではなくカニも……とれたて魚介類に舌鼓 北海道・厚岸で味覚まつり

2015/2/15(日) 12:59配信

THE PAGE

 【北海道・札幌】札幌市中心部にあるショッピングモール、サッポロファクトリー(札幌市中央区)のイベントスペースであるアトリウムで「厚岸(あっけし)味覚まつりinサッポロファクトリー」が開催されています。

 厚岸町は道東・釧路市に程近い場所にある人口1万222人(2014年9月30日現在)の港町で、漁業はもちろん酪農も盛んな場所です。漁業ではカキ漁が有名で、北海道では佐呂間町と並び、カキの名産地として知られています。

「厚岸=カキ」のイメージ強いが

 このイベントを主催しているのは、厚岸漁業協同組合直売店。その名の通り、漁師が捕獲した魚介類をそのまま直売してくれるので、タイムロスが少なく新鮮なまま消費者の手に渡ります。このイベントがサッポロファクトリーで開催されるのは8回目。札幌市内での認知度も高く、厚岸にも直接「今年はいつやるんですか?」という問い合わせが来るそう。

 同店店長の安藤義秀さん(あっけしかき博士)によりますと「『厚岸=カキ』というイメージが強いと思うんですが、実は毛蟹も上質なものが獲れるんです。今年は若干値段が高めですが、味は間違いないです」と太鼓判を押します。

 その証拠に、厚岸の森林保護のための募金をすれば味わえる「毛蟹の鉄砲汁」には長蛇の行列が。身も味噌もぎっしり詰まった毛蟹の味噌汁に、多くのお客さんが舌鼓を打っていました。

 安藤さんが「厚岸は、淡水も海水も綺麗で本当にいい漁場がある環境ですので、それが厚岸のいいところです」というように、毛蟹・カキを中心にサンマの加工品なども、例年以上の売れ行きとなっています。

 「厚岸のカキで今一番力を入れているのは「カキえもん」という純厚岸産の完全養殖カキです。これまでは種貝(養殖のためのタネ)を宮城県に100%頼っていた状況だったのですが、採卵・受精・飼育・育成・販売を一貫してすべて厚岸で行う取り組みです。まだ厚岸の養殖カキの1%ほどですが、最初から厚岸の海で育てるため、安定感がないことで逆に貝柱が強くなります。そして、身もふっくりして味も濃厚になるので、もっと多く生産して皆さんに楽しんでもらいたいです」と安藤さん。

 このイベントの最終目標は「厚岸に来てもらって厚岸産の魚介類を楽しんでもらう」こと。厚岸の風景を見ながら味わう毛蟹・カキはまた格別かもしれません。

 「厚岸味覚まつりinサッポロファクトリー」は2月15日(日)の午後3時までの開催です。

(ライター・橋場了吾)

最終更新:2016/2/11(木) 4:34
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