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レ軍の田澤が挑むタフな偉業

2015/3/4(水) 15:00配信

THE PAGE

 レッドソックスの田澤純一投手(28)が、今季もフル稼働のシーズンを迎えようとしている。

 チームが71勝91敗でア・リーグ東地区最下位に沈んだ昨年も、チーム最多の71試合(4勝3敗、防御率2.86、16ホールド)に登板し、日本人メジャー史上初となる2年連続70試合以上登板を達成した。今季再び70試合登板を達成すれば、レッドソックスでは、通算1058試合に登板したマイク・ティムリンの3年連続70試合登板(03年から05年)に並ぶ球団タイ記録。ア・リーグ全体でも、過去に9人しか達成していないタフな偉業に肩を並べることになる。

 現在、フロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ地で汗を流す田澤は、「そこをあまり意識しても仕方ないので、1日1日を大切にして、しっかりと準備することが大事かなと思います」と語った。

 キャンプインに先立って行われた首脳陣との個別面談では、ファレル監督から「今年も競った場面であれば、どんな状況でも使っていく」と通達されたようだ。守護神・上原浩治投手(39)につなげる役目の田澤は、基本、「勝ちパターン」の投手だが、昨年はまさに「苦しい時の田澤頼み」。劣勢でも勝機がありそうな接戦なら起用されることが多かった。

 7月のトレードで大幅に選手を放出したレ軍では、野手でも田澤以上に試合出場した選手は9人しかいない。いかに田澤の起用が際立っているかが分かる。どんな展開でも集中力を切らすことはできないし、肩をつくるタイミングなど難しい立場を任されてきた。今年も首脳陣の期待を一身に背負うことになりそうだ。

 年間通じて70試合を投げるために、今、キャンプで必要なことは何か。田澤は言う。「キャンプでは怪我をしない程度にしっかり自分を追い込んでやることが大事だと思いますし、メニューの中で自分が確認したいことをきっちりとチェックしていきたい。1年間ずっといい状態ということはないので、悪い時にどう対処するか。キャンプでも後半、疲れが出ることがあると思うので、その時、どう体をコントロールしていくか。そういうこともしっかりやっていきたい」

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最終更新:2015/5/13(水) 4:52
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