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大阪難読地名「遠里小野」「淡輪」「蕎原」読めまっか?

2015/4/18(土) 14:06配信

THE PAGE

 大阪の難読地名を楽しむ第4弾は、同府南部の泉州を歩き回ってみた。母を助けたカリスマ宗教家伝説、読めそうで読めない小さな変化球町名、似通った町名が記憶する河川大改修の記憶。読みにくさの向こうから、味わい深い物語が垣間見えてくる。それでは、南海電車に乗って出発進行。

【拡大写真入りの記事】難読地名を楽しむ第4弾 泉州をめぐる

学生たちが駆け抜ける「岸城町」

 白壁が映える天守閣を、こけむした石垣が守り続ける古城。隣接する府立高の生徒らが、堀端の並木道を駆け抜けていく。青春ドラマのワンシーンのような情景に出合うのは、岸和田市中心部の「岸城町」。「きしきちょう」と読む。

 岸和田城とその周辺の地域を指す。楠木正成一党の和田氏が、岸と呼ばれていた要衝の地に城を構えたため、ご当地が「岸和田」と呼ばれるようになったという。「筋海町(すじかいちょう)」「並松町(なんまつちょう)」かいわいも、城下町の面影を残す。

 同市内内陸部の地名に目を向けると、難読難易度がはね上がる。「作才町(ざくざいちょう)」「包近町(かねちかちょう)」「神於町(こうのちょう)」「河合町(かあいちょう)」「山直中町(やまだいなかちょう)」。正しく読める町名が、いくつあるだろうか。

親孝行伝説が地名に結び付いた「孝子」

 南海本線大阪府最南端の「孝子」駅が、開業100周年を迎えた。孝子は岬町の地名で、「きょうし」と読む。一説によると、修験道の開祖役小角が、母に代わって捕縛された親孝行伝説が地名に結び付いた。

 これまでの難読地名特集で、大阪市営地下鉄「喜連瓜破(きれうりわり)」駅の「空海とウリ伝説」(第1弾)、水間鉄道「清児(せちご)」駅の「行基と幼児道案内伝説」(第2弾)をリポートした。

 この岬町の親孝行伝説で、空海、行基、役小角という古代カリスマ宗教家のそろい踏みとなった。生き抜くこと自体困難だった時代、宗教家たちが民衆の救いの糧となっていた様子がうかがえる。


地図URL:http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=34.29093252690148&lon=135.15069951134674&z=15

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最終更新:2016/1/2(土) 9:54
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