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年間10万件突破、アダルトサイトのトラブル相談件数が過去最高に

2015/4/23(木) 15:17配信

THE PAGE

 国民生活センターは23日、アダルトサイトに関する昨年度の相談件数が年間10万件を突破したと発表した。スマートフォンの普及を背景に、半数近くがスマートフォンに関する相談となっている。不当な料金を請求される場合もあり、「業者に決して連絡せず、センターに相談してほしい」と呼びかけている。

 アダルトサイトに関する相談は、毎年多く寄せられているが、2014年度には10万6279件と過去最高の相談件数となった。トラブルに巻き込まれた当事者の割合を性別でみてみると、2009年度は男性が73.2%、女性が26.8%だったのに対し、2014年度は男性が68.2%、女性が32.3%と女性の割合が高くなっている。また、年齢別では、60歳以上が7.6%(09年度)だったのが、21.3%へと増えている。

 スマートフォンやタブレット端末に関する相談は4万7515件と全体の約半数に近づいており、年々比率が増えている。

 山形県の10歳代の男子学生は、スマートフォンでアダルトサイトを見ていたところ、カメラのシャッター音がして、「有料登録が完了しました。ありがとうございます。料金は10万円です」と表示が出た。どうしたらよいか迷い、同センターに相談した。

 また福島県の60歳代の男性は、タブレット端末を使ってトラブルに巻き込まれそうになった。歌手の動画を見ようとして18歳以上の年齢確認ボタンをタップしたところ、アダルトサイトの会員登録完了の画面が表示された。「誤操作の方は24時間以内に連絡するように」と表記を見つけ、連絡したところ「登録はすでに完了している。登録費用9万9000円の支払い義務がある」と言われた。

 こうしたトラブルを避けるため、同センターでは、次の点に注意するよう呼びかけている。

(1)無料だと思っていても、料金を請求されることがあるので、不用意にアクセスしない
(2)業者に決して連絡しない
(3)お金は支払わずに、最寄りの消費生活センター等に相談する

最終更新:2016/1/27(水) 3:34
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