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レ軍の上原は不安?復活?どちらが本当?

2015/5/1(金) 15:00配信

THE PAGE

 レッドソックスの上原浩治投手(40)を巡って、地元メディアでは不安説と復活説が飛び交っている。

 ボストン・メディアが血相を変えたのは、上原がボルチモア戦で今季初の救援失敗で敗戦投手になった25日。だが、27日のブルージェイズ戦でサヨナラ勝ちを呼び込んで2勝目をあげると一転、「直球もスプリットも回復した」(masslive.com)、「正しい方向転換で踏み出した」(WEEI.com)と総じて“復活祭り”となった。29日のブルージェイズ戦では4セーブ目。誰にも文句を言わせない3者連続三振に不安論は、ピタリと鳴り止んだ。

 勝てば官軍は日本だけの話ではない。いや、ボストンという土地柄は更にその傾向が強いかもしれない。ニューヨークのメディアは辛口で知られるが、熱狂的ファンが多いボストンのメディアは、とにかく勝っても負けても扱いが大きい。実際26日試合終了時点で今季初の3位に順位を下げただけで、ファレル監督に「パニックボタンを押す時だと思うか?」という質問が飛んだほどだ。

 2013年のワールドシリーズ制覇の立役者として絶賛、賞賛の嵐だった上原だが、2年総額1800万ドル(約21億6000万円)で再契約した今年は期待が大きい分、結果が出なければ風当たりは強くなる。

 地元のスポーツラジオ局の公式サイトは早急にも「もし、上原の不調が続くなら、パペルボンを呼び戻すべき」。07年の世界一に貢献した元守護神の待望論を展開したが、この話は、パペルボン自身が春季キャンプ中に所属するフィリーズに不満を漏らし、古巣復帰願望をメディアに語った伏線もあって、一気に火がついた。

 ボストン・グローブ紙は、27日付けで「フィリーズはレッドソックスにパペルボン放出を画策」と報じた。絶対的信頼を手にしていた上原が、たった一夜の救援失敗で「守護神更迭」騒ぎになったのだ。今年は期待が大きい反面、風当たりは強く、その点は上原本人も覚悟の上の様子で「それは言わせておけばいいじゃないですか。書きたければ書いてください。ご自由にどうぞ」と冷静に受けて止めていた。

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最終更新:2015/12/18(金) 4:44
THE PAGE