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首位快走の横浜DeNA キヨシ監督の悩みとは?

2015/5/11(月) 15:00配信

THE PAGE

 横浜DeNAが巨人との首位攻防戦に勝ち越して単独首位を走っている。

 5カード連続の勝ち越しは10年振りだそうである。チームがトップに立っている原動力は、セ・リーグで、チーム得点(142点)、チーム本塁打(26本)と飛び抜けた数字を残しているマシンガン打線だろう。チーム打率.264は、中日の.271に及ばないが、打撃10傑には、筒香(2位で.333)、梶谷(4位で.313)、バルディリス(7位で.302)、石川(8位で.300)と4人も名を連ねている。本塁打部門でも、筒香とヤクルトの畠山が7本でトップ、ついでロペスの6本である。

 今季は、ゲーム時間短縮の方向から、間違いなくストライクゾーンが広がり、一部では、飛ばないボール使用の疑惑が出てくるほど、各チームの打線が低迷しているが、中畑監督は「ハマスタでは、飛ばないボールとか関係ないからなあ。ストライクゾーンが変化したとか、ボールがどうのこうのとか、感じたことはないんだよ」という。まさに絶好調なのではあるが、好調ゆえに中畑清監督にお悩みがある。

 ひとつは、いつ襲ってくるかわからないスランプに対する恐怖だ。

「3番の梶谷から6番バルディリスまでの打順は、どんなことがあっても変えないという考えだが、1年間を通じて、打ちまくれるのかというと、それは違う。疲れや故障も心配だしね。そのうち波がくる。いかに、その波を小さくできるか。井手や関根が出てきたが、若い力と選手層で、その波を食い止めなければならない。1番の石川の状態もいいけれど、奴はいつも全力プレー。怪我が怖いんだよねえ」

 打線は、よく水物といわれるが、年間を通じてのコントロールは確かに難しい。転ばぬ先の杖ではないが、中畑監督が好調ゆえに悩みを抱えているのも理解できる。

 指揮官の悩みは、ピッチャー陣にも及ぶ。

「先発も安定しているんだけど、モスコーソの怪我が痛いよね。大輔(三浦)が出てきてくれたが、そこはまだまだ苦しい。抑えが悩みだったが、ルーキーの山崎で固定できた。理想を言えば、7、8、9回を一人ずつ3人で抑える形。昔の阪神のJFKみたいなものをつくりたいんだよね。完璧な継投パターンだね。左の田中が、今はいいので、T-Yまではあるんだけど(笑)」

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最終更新:2015/11/10(火) 4:40
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