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“アニソン界の大王”がデビュー55周年 「銀河鉄道999」などを熱唱

2015/5/17(日) 23:32配信

THE PAGE

 “アニメソング界の大王”と呼ばれる歌手で声優のささきいさおが17日、東京・千代田区のよみうり大手町ホールでデビュー55周年記念バースデーライブを行った。
 
 今年デビュー55周年にして、昨日16日に73歳の誕生日を迎えたささきは、「もう73歳ですが、自分でも信じられないですね。老骨にムチを打って頑張っています」と話すと、「今日は最後まで歌えるかどうかやってみないと分かりませんが、30曲ほどですから何とかなると思います」とジョークを飛ばして笑わせた。
 そして、満員の観客を前に人気アニメソングの「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」「ゲッターロボ!」、「たたかえ!キャシャーン」(新造人間キャシャーンOP)、「秘密戦隊ゴレンジャー」などを熱唱。さらに、かつて指導を受けた作曲家の故・吉田正さんのヒット曲の「おまえに」やエルヴィス・プレスリーの「好きにならずにいられない」、「I need your love tonight」などを歌上げて全30曲を披露した。
 
 この日はアニメソング歌手で声優の堀江美都子、声優&ナレーターの森功至、声優&講談師の一龍斎春水(旧芸名・麻上洋子)に加えて、「銀河鉄道999」などの作品で知られる漫画家の松本零士さんもゲストとして駆けつけて、思い出話に花を咲かせた。
 堀江とは、「秘密戦隊ゴレンジャー」のオープニングテーマ「進め!ゴレンジャー」をデュエットして往年の特撮ファンを魅了。昔と変わらないキーで歌い上げ、パワー全開のステージを務めたささきは「元々が低い声で、年を取ってからは逆に上のほうが伸びているので、歌っていて楽ですね。丈夫で太い声なので、まだ大丈夫かなと」と笑顔。ボイストレーニングの話題になると、「とくにやっていませんが、体のトレーニングで筋力が衰えないようにしています。週に少なくとも1~2回はジムに行ってエアロビクスをやっています。テレビを見ながらスクワットもやっています。下半身が衰えると声がダメになるので、それは気をつけています」と73歳にして衰えをみせないパワフルな歌声の秘けつを明かした。

 そんなささきは55周年を振り返って、「“和製プレスリー”でデビューしたのが17歳でしたから早いものですね。55年を振り返ると、苦労した思い出のほうが多いです。歌がヒットしたらしたで苦労するし、当たる前は劇団に入って貧乏生活を送っていたりしましたからね」としみじみ。
 続けて、「でも、アニメソングを歌ってきて本当によかったなと思います。いい作品に恵まれたからこそこういうライブができるわけですから、これからも声が続く限り歌っていきたい」とし、「声優はいまでもスタローンなんかをやっていますが、俳優業はご無沙汰していますね。昔、『君は年をとったらいい役者になるよ』と言われたので、その言葉を信じて、チャンスがあったらぜひやってみたいです」と意気込んだ。

最終更新:2016/1/7(木) 4:45
THE PAGE