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イブラヒモビッチ自伝で共著者が捏造告白

2015/5/28(木) 14:05配信

THE PAGE

「イブラヒモビッチのゴーストライターが捏造(本当の言葉の引用をしていなかった)を認める」との衝撃的なタイトルで、イギリスの高級紙「ガーディアン」が現地時間27日にこの事件を報じた。

 スウェーデン代表のFWで、インテル、バルセロナ、ミランなどでエースとして3度の得点王をとるなど活躍、現在、パリサンジェルマンでプレーしているズラタン・イブラヒモビッチ(33)が、2012年初頭に自伝「I AM ZLATAN 」をスウエーデン、イタリアで同時出版した。その後、各国語版が、欧州全土から全世界で出版され、日本でも同年12月に東邦出版から「I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝」として出版され、世界的ベストセラーとなったが、その自伝を巡って、共著を務めたデビット・ラーグルークランツ氏が、フェスティバルで「正しく引用しなかった」と発言して、自ら捏造を明らかにしたと、同紙は伝えている。

 同紙によると、ラーグルークランツ氏は「私は、徹底的にイブラヒモビッチと協力して自伝の製作に臨み、知らなかったことを彼に尋ねた。それが彼の本当の声だったが、私はジャーナリストとして働いていなかった。私は彼の言葉を引用しなかった。真の自伝ならば、彼の本当の言葉を引用しなければならないのに、私は、自分で物語を作るために彼に幻想を抱き、“小説イブラヒモビッチ”を書こうとしてしまった」と告白。

 ラーグルークランツ氏が、最初にイブラヒモビッチに原稿を見せたとき、「なんだ?これは?俺はこんな話はしていない」と、不満を明らかしたそうである。だが、ラーグルークランツ氏は、「その後、イブラヒモビッチは、私が何をしようとしたかを理解し、最近では、彼はこの自伝で書かれたものを本当のストーリーだと思うことにしている」と述べている。

 この本は、2013年のウイリアムヒルのスポーツブックオブザイヤーの最終選考まで残っていたもので、選考委員は「選手の名前で出された時点で、もっとも注目せざるをえない内容だった」と評価したほどだったとも、ガーディアン紙は伝え、“捏造”を問題視した。

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最終更新:2015/5/28(木) 14:39
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