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コメダ珈琲「シロノワール」は、なぜ不動の人気なのか

2015/5/28(木) 16:00配信

THE PAGE

 名古屋発祥の喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」。最近では、愛知県外でもその名は知れわたり現在は全国に約630店舗を展開している。小倉トーストなど様々なメニューがそろっているが、その中のひとつ、ふんわり焼いたデニッシュパンの上にバニラソフトクリームをたっぷりのせた「シロノワール」というインパクトのある人気メニューがある。しかし、この斬新なメニューはどうして生まれ、なぜこれだけの人気を誇っているのだろうか?

【拡大写真入りの記事】黒蜜をかけて食べる話題の抹茶シロノワール。高品質な原料が使われているとか

材料のパンは職人の「手」加わる自社生産

 午前11時までにドリンクを注文すると無料でパンとゆで卵がついてきたり、コーヒーを注文すると豆菓子が付くなど特徴のあるサービスが知られるコメダ珈琲店。だが、そんな中でも「シロノワール」はひと際目立つ同店の人気メニューだ。

 温かいふんわりとしたデニッシュパンの上に、たっぷりのバニラソフトクリームを。白いソフトクリームと黒っぽいデニッシュパンの見た目から、「白」とフランス語で黒を意味する「ノワール」を組み合わせたのが名前の由来だという。

 このメニューが全国的に不動の人気を誇る理由について、広報担当者の清水さんは「1977年の本店オープンと同時にシロノワールが誕生して、当時は冷たいものと温かいものを組み合わせるという発想が独創的だったので、珍しいとクチコミで徐々に広まりました。それ以降も何世代にわたりご愛顧いただいた結果、今ではコメダ珈琲店の看板メニューになっています」と説明する。

 さらに「シロノワールに使っているデニッシュパンは自社工場で生産しているオリジナル品で、職人が手作業で生地を折り込む工程もあり、そのひと手間がおいしさの秘訣ですね」と製法についても教えてくれた。

コメダの客もてなす高品質な限定シロノワールも

 シロノワールは同店のオリジナル商品だが、愛知県ではコメダ珈琲店以外でも食べることができる「抹茶シロノワール」が話題となっている。

 それは、同店の姉妹店である「おかげ庵」で食すことができ、愛知県西尾市の抹茶を100%使用したちょっぴり贅沢なデニッシュパンの上に濃厚抹茶ソフトクリームがのる「限定品」だという。また、通常のシロノワールはシロップをかけて食べるのに対し、抹茶シロノワールは「黒蜜」を好みでかけて食べるという。

 おかげ庵では、抹茶、バニラ、そして抹茶とバニラのミックスの3種類のシロノワールが用意されている。一番の人気は抹茶シロノワールで、噂を聞いて県外から多くの客が訪れるほどだ。

 そして、あまり知られていないがバニラにも工夫が施されている。見た目はコメダ珈琲店で食べられるシロノワールとほぼ同じだが、実はコメダのものよりも高品質な原料が使用されているのだ。

 おかげ庵のマーケティング担当者である杉野さんは「コメダ珈琲店にお越しのお客様のおかげで『おかげ庵』があるので、皆様に恩を返す場所だと思っています。だからこそより良い商品をそろえ、シロノワールなどで今後も地元の愛知県で恩返しができればうれしいですね」と話す。

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最終更新:2015/5/28(木) 19:03
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