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大阪・ビアガーデン前線異変アリ!?各社特色で競争激化

2015/6/2(火) 16:00配信

THE PAGE

 今年も全国的にファンにはうれしいビアガーデンの季節が到来した。今やビアガーデンは熾烈な戦いに突入し、生ライブなどでエンターテイメント性を高めたり料理に特徴を持たせたりと、どこも凝った趣向で注目を集めている。開催日や営業時間を早めるなどの工夫も見られる。関係者は「今、ビアガーデンは第2次ブームと言っていいでしょう。戦略が必要です」と話す。とくに大阪では業界に異変が起こっており、競争激化の様相を呈している。いったい何が起こっているのか。そんな夏の風物詩の大阪ビアガーデン事情を追った。

立地と上質の料理と居心地の良さで女性客ねらう

 「昨年、ビアガーデンの見直しを各社やっているんですよ。辞めてしまうところもあるけど、見直しをして活性化しています。そんな中、弊社も特色を出して戦おうということで、とくに雰囲気づくりにこだわりました。今年、初めてこういう試みをしたんです。今までは普通というか、ホテルのビアガーデンとして美味しい料理をお出しすることをメーンにやってきました。」と話すのは、「ANAクラウンプラザホテル大阪」(大阪市北区堂島浜)のマーケティング支配人、木下智子さん。

 そんな木下さんは「大阪では最近、凝った演出の店が増えたりと、ビアガーデンが様変わりしました。当ガーデンも様変わりしたいと企画したわけですが、狙いはもっと女性に来て欲しいということです」と続ける。

 ビジネスマンがビアガーデンを使うのは当たり前だが若い女性が少ないので「女性が喜ぶような雰囲気づくりをしたい」と心がけているという。

 同ホテルは開業30周年。オフィス街の真ん中にあり、好立地のホテルとして知られるが、今年の屋外ガーデンスペース「パティオ」(5F)の期間限定ビアガーデンは今までとはちょっと違うという。生スペイン料理をはじめとした多彩なラインアップに加え、以前から好評の客の目前でシェフらが作るライブキッチンは出来たての料理が楽しめるほか、充実したサラダコーナーやバールコーナーもある。

 今年のテーマは「薫るスペイン」で、1メートルの巨大なフライパンを使ったパエリアなど仕掛けも満載。各テーブルを巡回する「ポテトガール」も登場し、アツアツのポテトフライをその場でサービスしてくれる。とくに内装にこだわり、上質の料理と居心地の良さをアピールして女性客の取り込みを狙う。

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最終更新:2015/6/3(水) 13:49
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