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<速報>マー君、7回1失点9奪三振で完全復活の3勝目!

THE PAGE 2015/6/4(木) 6:21配信

 右手首の炎症と右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしていたヤンキースの田中将大投手(26)は、現地時間3日(日本時間4日)敵地のセーフコ・フィールドでのマリナーズ戦で先発復帰。7回を投げて3安打、1失点、毎回の9奪三振の素晴らしい投球で、今季3勝目。ストレートは最速154キロをマーク、抜群の制球力を生かしたストライクゾーンで勝負していくピッチングでマリナーズ打線を手玉にとった。完全復活を印象づけた。

 復帰マウンドの第1球に選んだのはストレートだった。だが、ヒヤっとするようなライトポール際への大ファウル。それでも落ち着いてカウントを整えると、モリソンを最後はスプリットで空振りの三振に打ち取った。続くジャクソンには、ツーシームを痛打されるが、サードのへドリーが、その痛烈なゴロをダイビングキャッチして一塁へ。続くカノは、昨年驚愕の本塁打を浴びた打者だが、これもまた、セカンドベース上でシフトを敷いていたショートが処理して3者凡退に斬って取った。ストレートは、マックス148キロを記録したが、スライダーとツーシーム主体の制球重視型の慎重なピッチングである。

 二回にテシャラのフェンスぎりぎりに飛び込む16号ソロで、先に1点の援護をもらうと、その裏には、打率.330、18本、打点39のクルーズを迎えたが、インハイのスライダーでバットを微動ださせずに3球三振。シーガーも149キロのインサイドから曲がる絶妙のフロントドアと呼ばれるツーシームで見逃しの三振に。続くスミスにはセンターへ抜けるような打球を打たれたが、またドルーが飛びついてのファインプレー。守備陣にも助けられ、2イニングをパーフェクトスタートした。

 だが、3回にあっさりと同点を許す。
 この回、先頭のミラーに甘く入ったツーシームを芯で捉えられ打球は右中間を真っ二つ。これが三塁打となって無死三塁のピンチにアクリーに外へ逃げる変化球を狙い打たれてレフトオーバーのタイムリーツーベース。一死からモリソンにも高めに抜けた失投を打たれ、三遊間を破られたが、レフトのフローレスがキャッチャーがミットを構えた場所にワンバウンドで収まる好返球。勝ち越しを許さなかった。
 マー君は、その瞬間、グラブを叩いて、喜びを表現した。
 さらに二死一塁と走者を残したが、ジャクソンをインサイドから曲がるスライダーで見逃しの三振。この日、5つ目の三振で、ピンチを切り抜ける。
 
 ヤンキース打線も、マー君の復帰に白星をプレゼントしようと奮起。同点に追いつかれた直後の4回二死一塁からジョーンズが勝ち越しの2ラン。点をもらった後の大事なイニングとなる4回は、3番のカノから始まるクリーンナップだったが、マー君は、ここでストレート主体のピッチングに切り替える。スイッチを入れたのだろう。カノを二ゴロ、クルーズを中飛、シーガーには、ボールカウント1-2から2球続けて、この日最速となる152キロのストレートを続け、最後は146キロも出た伝家の宝刀のスプリットで三振に打ち取り、失いかけたリズムを取り戻した。

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最終更新:2016/2/7(日) 4:11

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