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<インド・ブッダガヤ>仏教の聖地へ ── 高橋邦典フォト・ジャーナル

2015/6/30(火) 13:12配信

THE PAGE

 インド北東部、ビハール州にある「仏教の聖地」、ブッダガヤ。釈迦が悟りをひらいたといわれる菩提樹の周りに建てられたマハボディ寺は、世界遺産として登録され、年を通して多くの巡礼者や観光客が訪れる。

 釈迦族の王の子として生まれたガウタマ・シッダールタ(釈迦の本名)が、家族を残して出家したのが29歳のとき。今から2000年以上も前の話だ。6年間の過酷な修行の末に、苦行から悟りは得られぬと知り、彼は極端に偏らない「中道」の道をいくことになる。その後、菩提樹の下で瞑想を続け、ついに真理を悟ったのだ。

 日本に帰国する際に墓参りをする程度の信仰心しかもたない僕であるが、一応仏教徒の端くれとして、ブッダガヤという町は心の隅にいつも気にかかっていた。そんな聖地を、昨年末にようやく訪れることができた。

(仏陀とは「悟りを開いた人」という意味の釈迦の尊称だが、ガウタマ、釈迦と呼び名が紛らわしいので、このページではすべて仏陀として統一します)

(2014年11月)

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高橋邦典 フォトジャーナリスト
宮城県仙台市生まれ。1990年に渡米。米新聞社でフォトグラファーとして勤務後、2009年よりフリーランスとしてインドに拠点を移す。アフガニスタン、イラク、リベリア、リビアなどの紛争地を取材。著書に「ぼくの見た戦争_2003年イラク」、「『あの日』のこと」(いずれもポプラ社)、「フレームズ・オブ・ライフ」(長崎出版)などがある。ワールド・プレス・フォト、POYiをはじめとして、受賞多数。

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最終更新:2015/11/9(月) 4:57
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