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早実のスーパー1年生、清宮は、清原、松井を超えるか?

2015/7/25(土) 12:41配信

THE PAGE

 片岡氏は、こう続ける。
「清宮君のバットの出のやわらかさと、タイミングをはかるセンスには、ずば抜けたものがある。ただ、少し小さくまとまっている感がある。勝たねばならないので結果を求める余りボールに当てにいくことが最優先となり、バッティングに重要なためが物足りない。バットが少し体の中に入っていて、インサイドのボールに対しては窮屈だ。高校野球なので、ヒットを求めてそういうバッティングになるのは仕方がないが、今の体ごとボールに衝突するようなバッティングでは、低めの変化球には対応できないだろう。ここまではピッチャーのレベルが低かったが、東海大菅生のスピードもコントロールも揃ったピッチャーに、低めを中心に攻められれば苦労すると思う」

 そして清原氏、松井氏の2人との比較では、現在の守備位置にも問題があるという。
「松井も1年では一塁だったが、その後三塁へ移った。清原も三塁を守っていた。高校時代には、できる限り3拍子を求めないと、超スーパースターにはなれない。まだ1年生なので、チーム事情はあるのだろうが、今後は、外野や三塁を守らせてほしいと、プロのスカウトも思っているだろう。もしかすると太りやすい体質なのかもしれないが、3年間、一塁手では大きく成長する可能性が限られてしまう」

 かつての名スカウトは、話題のスーパー1年生をそんな風に見守っている。

 メジャーリーグで4番を張った松井氏や、一世を風靡した清原氏との比較論が出てくること自体、清宮がただの1年生ではないことを証明している。こういう議論を楽しませてくれる超スラッガーが出現しただけで、高校野球ファンにしてみれば大満足だろう。ぜひ、甲子園で見てみたい、怪物の夏の続きは、明日、決まる。
 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)

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最終更新:2016/2/6(土) 4:36
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