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13連敗・西武は再浮上できるのか?

2015/8/5(水) 11:56配信

THE PAGE

 西武が4日、仙台で行われた楽天戦で5-6と惜敗、球団ワーストとなる13連敗を記録してしまった。エースの岸を先発に立て、連敗ストップに磐石の態勢で挑んだが、重圧からかミスを連発。初回には、ルーキーのショート、外崎が簡単なゴロをはじくエラー。それが失点につながると、岸自身も5回に無死一塁から正面のバントを二塁へとんでもない悪送球。外崎は8回にも、ペーニャの高いバウンドのゴロにつっこんだが、タイミングが合わずに後逸して、それが勝ち越し点につながってしまった。

 また4点差を追う展開の中、7回には18イニングぶりとなる連続タイムリーで4点を返して同点に追いついたが、中継ぎ陣が踏ん張れなかった。

 田辺監督も、「同点に追いつき、なんとかまくりたかったのだが……」と言葉を失った。

 そもそも、西武の凋落は何が原因だったのか。
 12連敗中のチーム打率は.224で、防御率は4.89。投打共に最悪の状態だ。

「元々、戦力的に先発、中継ぎへの不安があった。そこを打線のつながりと爆発でカバーしてきたが、勝つべきゲームを落としていくうちに、チームのバランス、リズムが崩れていった。特に抑えの高橋の不調は大きい。疲れもあると思う。打線も一人、二人の不調ではなく、秋山を除く、ほぼ全員が揃って調子を落としたことも痛かった。フルスイングをスタイルとするバッターには、こういう好不調の波が生まれやすいのだが」

 パ・リーグの野球に詳しい元阪神、ダイエー、ヤクルトでプレーした評論家の池田親興氏が指摘するように、大きな理由のひとつが中継ぎ陣の崩壊。特に左腕ストッパー、高橋の不調が痛い。

 7月14日の楽天戦で、1点リードの9回にマウンドに上がりながら、その1点を守れず失点して以来、5試合連続で失点。7月25日の日ハム戦では逆転を許してしまうなど、勝ちゲームを台無しにしてきた。連敗ストップが見えていた4日のゲームも、2番手の増田が味方のエラーにも足を引っ張られ踏ん張りきれなかった。ベンチは、ブルペンの強化ために先発の牧田を中継ぎへ配置転換したが、牧田投入のゲームを作れていない。
 
 元千葉ロッテの里崎智也氏は、配置転換にあるリスクを指摘した。
「牧田はストッパー経験があるから心配はないだろう。それよりも不安なのは、牧田を一枚前から後ろへ持っていったことによる先発陣。牧田の代わりは誰にするのか。そこでルーキーの高橋光成の起用につながったのだろうが、まだ計算は立たない」

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最終更新:2016/1/7(木) 3:53
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